ApeCoin(APE)って聞いたことがあるけど、どんな仮想通貨なんだろう?
こちらの質問にお応えします。
ApeCoin(APE)は2022年に『ApeCoinDAO』から発行された仮想通貨です。
とはいっても、どんな仮想通貨か分からなければ、なんだか怖くて買う事もできないですよね。
そこで今回はApeCoin(APE)について、初心者でも分かるように解説します。
この記事を読めばApeCoin(APE)の強みや今後の可能性がわかります!
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この記事でわかること
ApeCoin(APE)とは?
公式サイト | https://apecoin.com/ |
ApeCoin(APE)は2022年3月17日に『ApeCoinDAO』という自律分散型組織によって発行された新しい仮想通貨の1つです。
資産としてだけでなく、ブロックチェーンゲームやメタバース、NFTの購入にも利用できるなど幅ひろい機能を携えています。
また、世界的に人気を博するNFTコレクション『Bored Ape Yacht Club(BAYC)』に関連するコインとして、リリース直後から大きな注目を集めました。
BAYCを運営するNFTスタジオ『Yuga Labs』も立ち上げから運営に参加するという、強みも持っていますね。
現状、日本国内の取引所で取扱いがなく購入は出来ませんが、海外大手取引所のBinanceやBybitで上場を果たすなど、非常に話題性の高い仮想通貨と言えるでしょう。
ApeCoin(APE)の価格推移
ApeCoin(APE)のチャートです。
2023年9月現在、直近の価格推移は上記の通りとなっています。
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ApeCoin(APE)の特徴
ApeCoin(APE)の特徴は、次の3つがあげられます。
- ApeCoin DAOのガバナンストークン
- エアドロップされた
- ゲーム内通貨や決済に使われている
1つずつ、順番に解説していきます。
ApeCoin DAOのガバナンストークン
ApeCoin(APE)は、ApeCoinDAOにおけるガバナンストークンとして利用できます。
ApeCoinDAOが採用している『DAO』とは、自律分散型組織と訳される新しい形態の組織です。
組織の管理者が存在せず、参加するメンバーの投票によって運営方針を決定するという特徴を持っています。
ガバナンストークンは、DAOでの投票時に投票権の機能を果たします。
つまり、ApeCoin(APE)を多く持っているほどApeCoinDAO内での発言権が強くなり、より深く運営に関わる事ができるようになります。
ApeCoinDAO内ではBAYCなど、世界的に有名なNFTコレクションに関するブランド利用方針や、開発中のメタバースなど将来性のある内容が多くなっています。
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エアドロップされた
世界のセレブに愛される人気NFTコレクションである『Bored Ape Yacht Club(BAYC)』や、派生コレクションである『Mutant Ape Yacht Club(MAYC)』のホルダーに対して、リリース直後にエアドロップが行われました。
エアドロップとは、仮想通貨の認知拡大のために一定条件を満たした人に対してトークンの無料プレゼントを行うキャンペーンです。
ApeCoin(APE)の発行総数は10億枚と言われており、その内の15%に当たる1億5,000枚が世界中のBAYC及びMAYCのホルダーに配られました。
持っているNFTの枚数など条件によって配布枚数が異なり、もっとも多くエアドロップされた場合10,950枚(当時のレートで約1800万円)を受け取る事ができました。
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ゲーム内通貨や決済に使われている
ApeCoin(APE)はブロックチェーンゲームやメタバース内での通貨として利用できます。
2013年にリリースされた無料のモバイルアプリゲーム『Benji Bananas』というアクションゲームは、2022年3月のApeCoin(APE)リリースと同時にブロックチェーンに紐づいたゲームとしてリニューアルされました。
ApeCoin(APE)でメンバーシップNFTを購入すれば、PlayToEaenとしてプレイが可能。Benji Bananasをプレイすることで、ゲーム内で仮想通貨が稼げるようになります。
Yuga Labsが開発するメタバースプロジェクト『Otherside』内でも土地やゲーム内アイテムの購入にApeCoin(APE)が利用できます。
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ApeCoin(APE)とビットコインとの違い
ApeCoin(APE)にどの様な特色があるのか、有名仮想通貨の代表格であるビットコインと比較してみましょう。
まず第一に、日本国内での取扱いの有無です。
ビットコインの場合、ビットバンクやビットフライヤーなど、日本大手の国内取引所で購入が可能です。一方、ApeCoin(APE)は日本では未上場のため、購入するには海外取引所の口座が必要になります。
BinanceやBybitなど、無料で口座開設ができる有名取引所を利用しましょう。
ApeCoin(APE)のもう1つの強みとして、世界最大規模のNFTマーケットプレイス『OpenSea』で決済ができる様になりました。
前述したメタバース『Otherside』の土地の購入などを気軽に行えます。
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ApeCoin(APE)の今後について
NFTランキングで常に上位ランクインするBAYCやMAYCの関連性、ホルダーへのエアドロップなど強烈な話題性と経済効果を発揮し、リリースと同時に大手海外取引所に上場するなど、多くの快挙を果たしました。
さらに運営にはYuga Labsも関わるなど、信頼性と期待の大きな仮想通貨と言えそうです。
ブロックチェーンゲームやメタバースへの関連性もあることから、今後のWeb3の発展次第ではトークンの価値を高める可能性は大いにあるでしょう。
とはいえ、仮想通貨は非常に値動きの激しい領域であることから、注意は欠かせません。
ApeCoin(APE)は2022年にリリースされたばかりの新しい仮想通貨です。
今後の動向に注目しましょう。
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まとめ ApeCoin(APE)について
今回はApeCoin(APE)について解説しました。
世界中のセレブに愛されるNFT『BAYC』と深く関連を持ち、エアドロップで多くのホルダーに利益をもたらした注目すべき仮想通貨です。
ブロックチェーンゲームやメタバースとの連動性もあり、今後の発展に目が離せませんね!
ApeCoin(APE) を購入するには、コインチェックなどの国内取引所で仮想通貨を購入し、バイナンスやユニスワップなどの海外取引所に送金した後に購入できます。
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