ベーシックアテンショントークン(BAT)って聞いたことがあるけど、どんな仮想通貨だろうか?
ベーシックアテンショントークン(BAT)は、Braveというブラウザから広告を閲覧することで報酬が得られる仮想通貨です。
どんな仮想通貨か知らずにいるといつまでも仮想通貨の波に乗れません。
しかし、仮想通貨を買ってみたいと思っても、なんだか怖くて一歩踏み出せないですよね。
今回は初心者向けにベーシックアテンショントークンの特徴をわかりやすく説明します。
この記事を読めば、ベーシックアテンショントークンの強みや今後の可能性がわかります。
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この記事でわかること
ベーシックアテンショントークン(BAT)とは?
ベーシックアテンショントークンは、MozillaとFirefoxの共同創設者、JavaScriptの作成者でもあるBrendan Eich氏によって開発されました。
イーサリアムのブロックチェーン上のコントラクトで実現されたトークンで「Brave」というブラウザ上で使用される仮想通貨です。
「Brave」は、GoogleやSafariに代わるブラウザで、インターネット上に出てくる広告をブロックしてくれます。
広告を見た際に、閲覧報酬として、ベーシックアテンショントークンを受け取ることができます。
ベーシックアテンショントークンは2020年に国内の仮想通貨取引所に上場した比較的新しい仮想通貨で、今後、価格の上昇が十分期待できます。
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ベーシックアテンショントークン(BAT) の価格推移
ベーシックアテンショントークン(BAT)のチャートです。
2023年9月現在、直近の価格推移は上記の通りとなっています。
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ベーシックアテンショントークン(BAT)の特徴
ベーシックアテンショントークン(BAT)の主な特徴は以下の3つです。
- Braveブラウザで使えるトークンが発行できる
- 広告閲覧でBATがもらえたり、効率的な広告配信ができる
- BATを投げ銭できる
それぞれを解説します。
Braveブラウザで使えるトークンが発行できる
ベーシックアテンショントークンは、Braveブラウザ上の広告を閲覧することで報酬が得られる仮想通貨です。
広告を見るだけで報酬がもらえる珍しい仮想通貨で、今後この画期的な機能目的でBraveブラウザを利用するユーザーが増えることが期待されます。
Braveブラウザの月間アクティブユーザー数は5,000万人、1日あたりのアクティブユーザー数は1,550万人を超えており、日々成長を遂げています。
Braveブラウザでは、ユーザー自身が広告の閲覧を選択できるので、広告を見たくない人はストレスなくネットを利用できます。
広告の閲覧をブロックすることで、広告詐欺や不正利用などのプライバシー保護も可能です。
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広告閲覧でBATがもらえたり、効率的な広告配信ができる
前述でも解説したとおり、ベーシックアテンショントークンはブラウザの広告をデフォルトでブロックしています。
一般的なWebサイトでは広告収益を得るために広告が配信されるため、広告表示が多くWebサイトが見づらいこともあります。
Braveブラウザでは、広告を閲覧するかどうかはユーザーが決めることができ、閲覧すると閲覧報酬としてBATを受け取ることができます。
広告が表示される場合、位置情報やユーザーの閲覧履歴などのデータのやりとりを用いることで広告の配信精度を高めています。
データのやりとりが発生することで端末のバッテリーの消費やWebサイトの表示が遅くなってしまいます。
Braveブラウザでは、このようなデータのやりとりをブロックすることができます。
広告主にとっても、興味のない広告をユーザーに配信し続けて広告費を消化することを避けられます。
Braveブラウザで広告を配信すれば、費用対効果の高い広告配信が可能です。
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BATを投げ銭できる
ベーシックアテンショントークンは、Braveブラウザ上の広告を見ることでBATを受け取ることができます。
受け取ったBATは、コンテンツ作成者に投げ銭として利用できる点は他の仮想通貨にはない特徴です。
ベーシックアテンショントークンは、YouTubeやTwitterなどと連携しているため、プラットフォームからBATを送付できます。
逆にコンテンツの作成者としてBraveに登録すれば、投げ銭を受け取る側としてYouTubeやTwitterで活動することも可能です。
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ベーシックアテンショントークン(BAT)とビットコインとの違い
ベーシックアテンショントークンとビットコインの違いは報酬のもらいかたにあります。
ビットコインでは、マイニング作業の報酬はPoW(Proof of Work・プルーフ・オブ・ワーク)を採用しています。
PoWは、マイニングで多く計算した人にビットコインが報酬としてもらえる仕組みです。
マイニングは世界中の誰でも参加することが可能で、ブロックチェーンに記録された取引データは改ざんが難しいです。しかし、マイニングで多くの利益を得るには電力コストがかかります。そのため、資金を多く持った人が報酬を獲得しやすくなってしまいます。
一方でベーシックアテンショントークンは、Braveブラウザでの広告を閲覧することで報酬がもらえる仮想通貨です。
Braveは、デフォルトで広告がブロックされる仕組みになっており、ユーザーは広告をみることで報酬が得られます。
ユーザー自身が広告の選択をできるので、必要な広告のみを閲覧したり、通信量や端末のバッテリーを節約できます。
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ベーシックアテンショントークン(BAT)の今後について
ベーシックアテンショントークンは、まだ発展途上の仮想通貨であり今後の将来性が期待できるさまざまな要素があります。
その1つとしてBraveブラウザユーザーの拡大があげられます。
これからBraveユーザー数が増加すればベーシックアテンショントークンの価値も高まり価格の上昇も期待できます。
一般的なブラウザのGoogleChromeやSafariにはない、広告を見るだけで仮想通貨がもらえるシステムが普及すれば、広告閲覧報酬のBATや投げ銭として利用されるBATが増え、利用者が増加することでベーシックアテンショントークンの存在価値が上昇していくことが期待できます。
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まとめ ベーシックアテンショントークン(BAT)について
今回はベーシックアテンショントークンの特徴や今後の将来性について解説してきました。
ベーシックアテンショントークンは、GoogleやSafariにかわるブラウザとして期待されています。
Braveブラウザを使えば、広告をブロックすることができるので、ストレスなくネットを利用できます。
Braveブラウザの普及が、今後のBATの価格上昇を左右することでしょう。 ベーシックアテンショントークン(BAT)が気になる方は、まずは少額の投資から始めてみては?