『ビットコインSVってビットコインと何が違うのだろう？』
そんな疑問をお持ちの方も多いですよね。暗号資産は次々に変化が起きて難しいです。
そこで今回は、仮想通貨の元祖であるビットコインから分岐ビットコインSV（BSV）について、初心者向けに分かりやすく解説します。
なお、ビットコインSVはフォビジャパンで購入できます。
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この記事でわかること
ビットコインSV（BSV）とは？
ビットコインSV（BSV）公式サイト：https://www.bitcoinsv.io/
ビットコインの利用者の増加により送金の遅延や手数料の高騰などが生じるようになりました。こうしたビットコイン（BTC）の問題点を解決するために2度のハードフォーク（分岐・アップグレード）を経て、誕生したのがビットコインSV（BSV）です。
ハードフォークにより、ブロックチェーンのブロックサイズを大きくして処理できるデータ量のキャパシティを広げたことで処理スピードが各段に向上しました。シンプルで高速な取引を完了するビットコイン（BTC）の理念をさらに推し進めたといえます。
また、当初はイーサリアムが持つスマートコントラクトなどの機能を省いた仕様を目指して開発がなされますが、現在では実装され、ビットコインSV上でいくつもの分散型アプリ（dApps）が開発されています。
ビットコインSV（BSV）の価格推移
ビットコインSV（BSV）のチャートです。
2023年9月現在、直近の価格推移は上記の通りとなっています。
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ビットコインSV（BSV）の特徴
ビットコインSV（BSV）の主な特徴は以下の3つです。
- ブロックサイズが大きい
- スマートコントラクトを実装
- コンセンサスアルゴリズムにPoWを採用
それぞれを解説します。
ブロックサイズが大きい
ビットコインの利用者が増えるにつれて、ビットコインのブロックサイズではキャパシティが間に合わず、送金の遅れや手数料の高騰といった問題が生じます。
こうした問題を解決するために、ビットコイン（BTC）からビットキャッシュ（BCH）に分岐され、さらにビットコインSV（BSV）へと分かれます。ビットコインSVはブロックサイズの拡張に焦点を当てて開発されます。
ビットコイン（BTC）のブロックサイズが1MBに対して、ビットコインSVは4GBとBTCの4,000倍の容量があります。ブロックサイズが大幅に拡大したことで、処理スピードが大きく向上し取引手数料も抑えられるようになりました。
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スマートコントラクトを実装
ビットコインキャッシュから分岐したときは、スマートコントラクトを除いた仕様として開発されましたが、現在ではスマートコントラクトを実装しています。
これにより、ビットコインSV上で分散型アプリ（dApps）の構築が可能となり、今では260以上のアプリが開発されています。
取引の高速処理というメリットを活かしたウォレットは、送金速度が非常に速く手数料も安く抑えられて、使い勝手良いものとなっています。
そもそも、イーサリアムのTPS（1秒間に何回取引できるか）は20TPSですがが、ビットコインSVは数千～数万TPSの処理が可能。送金のやり取りを行うウォレットアプリとの相性はよく、ビットコインSVの強みをうまく活かせました。
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コンセンサスアルゴリズムにPoWを採用
ビットコインを始めとする多くの暗号資産は、ブロックチェーン技術を活用した分散型・非中央集権型のP2P（ピアツーピア）ネットワークにより取引を行います。
暗号資産には、ブロックチェーン上の取引情報を管理する特定の中央管理者は存在せず、取引（暗号資産の送付）については、その取引が正しいかどうかを多数のネットワーク参加者（ノード）同士が検証し、合意を行っていく仕組みを採用しています。
この仕組みをコンセンサスアルゴリズムといいます。
PoWは、最も速く暗号を解読した者に成功報酬としてビットコインを付与する合意形成の方法をいい、この一連のプロセスをマイニングといいます。
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ビットコインSV（BSV）とビットコインとの違い
ビットコインは、中央集権的な管理者が存在せずに取引が完結する、新しい金融システムを提案した暗号資産の先駆けです。換金せずとも世界中で利用できる利便性や手数料の安さから利用者が増えていきました。
利用者の増加により、ビットコインのブロックサイズでは処理に時間がかかり、取引の速度が遅くなると言った問題点が出始めます。この問題点を解消するために開発されたのがビットコインSVです。
ビットコインSVはビットコイン対して、前述した通りブロックサイズが大きい、スマートコントラクトを実装しているといった点でアップグレードしユーザーの利便性を向上させました。
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ビットコインSV（BSV）の今後について
2019年に世界最大の仮想通貨取引所バイナンスを上場廃止になったことで、80ドル後半だった値が50ドル前半まで下落。その後、クラーケンなどの大手仮想通貨取引所も追随して上場を廃止し多くのユーザーに混乱を与えました。
一方、2022年フォビジャパンが上場を発表し国内初の取扱いが決定。
また、ビットコインSVが2018年に開発されて以降、ビットコインSVの取引処理速度を上回るものや、他の魅力的な機能を搭載したブロックチェーンがたくさん開発されました。
大手取引所での取扱いが少ない上に次々とライバルが登場した結果、2023年1月時点で時価総額44位。バイナンスなどの大手海外取引所で再度上場できるか、今後の動向が期待されます。
まとめ ビットコインSV（BSV）について
ビットコイン（BTC）の理念を追求して開発されたビットコインSV（BSV）ですが、上場廃止やライバルコインの登場に苦戦しているようです。
今後、他の大手取引所への再上場などポジティブなニュースが発表されることを期待したいですね。
ビットコインSVはフォビジャパンで購入できます。まずは少額から投資してみてはいかがでしょうか？
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