ブロックチェーンエンジニアになるにはどのプログラミング言語を学べばいいのか、よくわからず悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
わかっていないままだといつまでも必要なスキルが身につかず、やりがいのある仕事に就けません。
ブロックチェーンエンジニアになるにはどうすれば良いかわからないという人のために、この記事ではブロックチェーンエンジニアになる方法を説明します。
この記事を読めば、ブロックチェーンエンジニアに必要な言語がわかり、ブロックチェーンエンジニアのなり方もわかります。
ぜひ最後までお読みください。
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ブロックチェーンエンジニアに必要な言語
ブロックチェーンエンジニアになるためには、開発の経験やブロックチェーンの知識、ビジネスへの理解も必要になっていくため、ある程度のエンジニアとしての経験が必要になります。
まずは自分の興味が持てるプログラミング言語を見つけて、副業で経験を積んだり、エンジニアとしてどこかに就職するなどして、経験を積んでいくことが大切です。
それではブロックチェーンエンジニアに必要なプログラミング言語について解説します。
- JavaScript
- Go
- Solidity
- Python
- C++
それぞれのプログラミング言語にどのような特徴があるのか理解することで、自分が学ぶべき言語がみえてくることでしょう。
JavaScript
JavaScriptはブラウザを動かす言語のなかでも特に有名です。
汎用性が非常に高く、パソコンのデスクトップアプリだけでなく、iOSとAndroidに対応したスマホアプリを作るための環境も整っています。
フロントエンドとサーバーサイドの両方の開発ができるところも、JavaScriptが人気であるポイントです。
ブロックチェーンの開発としては、Webページへブロックチェーンを実装する際に使用しますが、ライブラリ、サンプルソースの種類が非常に多く、開発実績では他の言語と比べて群を抜いているといえるでしょう。
Go
GoはGoogleが開発した言語で、コードが書きやすく、高速処理が可能です。
YouTubeを筆頭に、メルカリほか、さまざまなWebサービス、スマートフォンアプリなどに使用されており、非常に汎用性が高いという特徴があります。
アップデートも頻繁におこなわれており、使いやすさやクオリティも向上し続けています。
Goはイーサリアムが提供しているGo Ethereumを操作することにより、スマートコントラクトやマイニングなどの機能を搭載できるため、暗号資産やDappsなどのブロックチェーン構築に欠かせない言語といえるでしょう。
Solidity
Solidityは言語のなかでは少し変わった性質を持っています。
JavaScriptやGoはブロックチェーンも構築できる言語なのに対し、Solidityはイーサリアムブロックチェーンやイーサリアムを使った分散型アプリケーション(Dapps)などを開発するために作られた、特殊な言語です。
Solidityを活用することで、スマートコントラクトを使ってブロックチェーンにさまざまな機能を実装できます。
SolidityはC++やJavaScriptを参考にして作られたオブジェクト指向の言語ですので、これらの言語を学習したり、実際に使用してきた人にとっては習得しやすいという特徴もあります。
Python
Pythonは官公庁や民間企業、教育機関などで幅広く使われている言語です。
人工知能や機械学習の分野に強みを持ち、ロボットやアプリなどの開発で多く使われています。データ収集や解析など、膨大なデータを迅速に、効率よく処理できる点も特徴のひとつです。
Pythonの文法はシンプルでわかりやすいため、初心者でも学習しやすい言語といえるでしょう。
Pythonもブロックチェーンを構築できる言語であり、Web3時代に欠かせない言語となってきており、その使いやすさもあって、今後はますます使用される機会が増えると予想されます。
C++
C++はビットコインなどの仮想通貨の開発で使われている言語です。
ブロックチェーン自体の開発をしたい人向けの言語といえ、仮想通貨業界のブロックチェーンエンジニアには欠かせません。
ビットコイン自体がC++で構築されていますので、知識としてC++を学ぶ価値は高いといえます。
C++だけでなく、C#という言語も仮想通貨取引所でブロックチェーンエンジニアとして働くなら必要となる場合があります。
C++およびC#は仮想通貨取引所の運営に関わる重要な言語ですので、仮想通貨業界での活躍を目指しているなら、C++とC#のどちらも学んでおくとよいでしょう。
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未経験からブロックチェーンエンジニアになるには?
未経験からブロックチェーンエンジニアを目指すには主に以下の2つの方法があります。
- 独学でプログラミングを学んで転職する
- プログラミングスクールで学んで転職サポートを受ける
ブロックチェーンは開発されてからまだ歴史の浅い技術です。
まずはプログラミングの基礎を学んでエンジニアの職につき、働きながらスキルを積んでいくのも、ブロックチェーンエンジニアになるために現実的な道といえるでしょう。
近年注目されているキャッシュレス決済や仮想通貨、メタバースにNFTなど、未経験のブロックチェーンエンジニアでも活躍できるステージはたくさんあります。
知識は常にアップデートしならず、大変な仕事ではありますが、習得すれば常に最新のテクノロジーに触れられるのもブロックチェーンエンジニアの魅力です。
独学でプログラミングを学んで転職する
本で基礎を習得し、Udemyなどの学習サイトで実践すれば、独学でもプログラミングを学べます。
費用を抑えられますので、お金をかけずに自分の力でスキルを身につけたい人に向いているといえるでしょう。
しかし多くの人はプログラミング言語を使うことに慣れていないため、習得することへのハードルの高さがわかると挫折しがちです。
独学で学んだ知識をもとに転職活動に臨んでも、企業側にとっては実力が未知数だという判断になり、なかなか採用されないかもしれません。
知識だけでなく実績を積むために、副業などでエンジニア経験をプラスすると良いでしょう。
プログラミングスクールで学んで転職サポートを受ける
独学よりも効率が良く学べるのはプログラミングスクールです。お金はかかりますが、習得にかかる時間を短縮できます。
また、カリキュラムに沿って学んだり、メンターのサポートが受けられたりするので挫折しにくいというメリットもあります。
ブロックチェーンエンジニアとして転職するのが最終目標ですから、プログラミングスクールは転職に関するノウハウも持ち合わせているため、キャリアアップの面でも頼りになる存在となることでしょう。
自分が何をやりたくて、何を学べばいいのか迷ってる場合でも、すぐに相談に応じてくれます。
最短でブロックチェーンエンジニアになりたいなら、プログラミングスクールに入ることを検討してみてください。
まとめ ブロックチェーンエンジニアに必要な言語
ここまでブロックチェーンエンジニアに必要な言語について解説してきました。
ブロックチェーンエンジニアになるために学ぶべき言語は、
- JavaScript
- Go
- Solidity
- Python
- C++
となっています。
ブロックチェーンエンジニアになるためには、学ぶ言語を絞って深く学んでいくことが必要です。
独学でもプログラミングスクールでも、これまで学んでこなかった言語を習得するのはとても難しく時間がかかります。まずはある程度のエンジニアとしての経験を積むことも必要になっていきます。
しかし、ブロックチェーンエンジニアの需要は高く、年収1000万以上も夢ではありません。
ブロックチェーンエンジニアとして転職できるよう、焦らず一歩ずつ進んでいきましょう。