「Lido DAO(LDO)って、どんな仮想通貨だろう?」
そんな疑問をお持ちの方も多いです。仮想通貨に興味があっても、わからないことがあると怖くて一歩踏み出せないですよね。
この記事ではLido DAO(LDO)の特徴をわかりやすく解説します。
読み終わる頃には、Lido DAO(LDO)の強みや今後の可能性がわかり、安心して仮想通貨を始められますよ。ぜひ参考にしてくださいね!
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この記事でわかること
Lido DAO(LDO)とは?
Lido DAO(LDO)公式サイト:https://lido.fi/
Lido DAOとは、DeFi(分散型金融)プラットフォームを提供しているDAO(分散型組織)です。
2020年12月にLido DAOがリリースしたステーキングサービスは、仮想通貨を預けるだけで報酬を得られる他、運用して複利を得られるため人気を博しています。
Lido DAOは、2022年10月にイーサリアム(ETH)のレイヤー2「AribitrumとOptimism」への拡張を開始したことでも注目を集めています。
Lido DAOが発行し、ガバナンストークンとしても使用される仮想通貨がLDOです。
Lido DAO(LDO)の価格推移
Lido DAO(LDO)のチャートです。
2023年9月現在、直近の価格推移は上記の通りとなっています。
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Lido DAO(LDO)の特徴
Lido DAO(LDO)の主な特徴は以下の3つです。
- リキッドステーキングができる
- Lido DAOで発行、管理されている
- DeFiの運用効率が高められる
それぞれを解説します。
リキッドステーキングができる
Lido DAO(LDO)の最大の特徴であるリキッドステーキングとは、通貨の流動性を高めるために導入されたサービスです。
たとえばイーサリアムを預け入れると同価値のstETHというトークンが発行されます。ステーキングに対し、ユーザーは年利数%の報酬を獲得できます。発行されたstETHはDeFiで運用でき、さらに複利を得られるのです。
通常のステーキングサービスでは、トークンを預け入れると他の用途に利用できないため、流動性を失います。
一方でリキッドステーキングは流動性を高められるという強みから、Lido DAOは人気を集めています。
Lido DAOのリキッドステーキングに対応している仮想通貨は以下のとおり。(2023年2月現在)
イーサ(ETH)→stETH
Solana(SOL)→stSOL
Polygon(MATIC)→stMATIC
Polkadot(DOT)→stDOT
Kusama(KSM)→stKSM
DeFiでの運用については後述します。
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Lido DAOで発行、管理されている
Lido DAOとは、DeFi(分散型金融)プラットフォームを提供しているDAO(分散型組織)です。Lido DAOによって発行される仮想通貨LDOはガバナンストークンとして利用できます。
LDOの保有者は、貢献に対する報酬額や資金の運用方法など、重要な方針を決める投票に参加できます。LDOの保有量に比例し、投票での意思決定力が増加する仕組みです。
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DeFiの運用効率が高められる
Lido DAOが人気の理由はリキッドステーキングと伝えましたが、結果的にDeFiの運用効率を高められるからです。
Lidoにイーサリアム(ETH)を預け入れると1:1の比率で、stETHが発行されます。そのstETHをDeFiで運用し、レンディングやファーミングを行うと、複利を獲得できます。
stETHを例に挙げると、利用できるDeFiサービスは、主にAAVEやCurve、SushiSwap Onsenなどです。2023年1月にはMetaMaskにも対応し、利用できるサービスの種類も豊富です。
このように、ETHをステーキングして得られる利息以外にも、報酬を得られる仕組みになっています。
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Lido DAO(LDO)とイーサリアムとの違い
Lido DAO(LDO)とイーサリアムとの違いは、リキッドステーキングサービスの有無です。
Lido DAOの最大の特徴であるリキッドステーキングでは、仮想通貨を預け入れると同価値のトークンを獲得できます。
そのトークンをDeFiで運用してさらなる利回りを得られるので、仮想通貨をロックすることなく効率の良い投資ができるのが大きな魅力です。
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Lido DAO(LDO)の今後について
Lido DAO(LDO)は2022年10月にイーサリアム(ETH)のレイヤー2「AribitrumとOptimism」へ対応したことで、手数料(ガス代)の削減とトランザクションの処理速度向上が見込まれています。
結果として運用効率が上がるので、今後Lido DAO(LDO)の価値は上昇すると予想されます。
さらに2023年2月7日には、次期アップグレード「Lido V2」の計画について発表がありました。今回のアップデートの主な内容は、イーサリアムの出金機能の実装やステーキングルーターの導入です。
イーサリアムのアップグレード「Shanghai(上海)」が実行されると、ロックされているイーサリアムとステーキング報酬が出金可能になります。Shanghai(上海)は2023年3月〜4月に予定されています。
まとめ Lido DAO(LDO)について
リキッドステーキングにより、人気を博しているLido DAO(LDO)。
2023年2月時点では、イーサリアムのステーキング数全体の(29%:483万ETH)を占めています。
資産運用にはおすすめの銘柄ですので、この機会に試してみてはいかがでしょうか。
2023年2月現在、Lido DAO(LDO)は国内の取引所での取り扱いがありませんが、国内取引所で口座開設をして、購入した仮想通貨をBinance(バイナンス)などの海外取引所へ送金することで購入できます。
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