『メイカー(MKR)って、仮想通貨なの?』
『メイカー(MKR)は、将来値上がりするの?』
このような疑問を抱えている方も多いです。仮想通貨って、いろいろな種類があるのでわかりにくいですよね。
そこで今回は、メイカー(MKR)について解説していきます。
この記事を読めば、 メイカー(MKR) のことが、初心者でもよくわかります。
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メイカー(MKR)とは?
メイカー (MKR) は仮想通貨メイカー(MKR)は、イーサリアム(Ethereum/ETH)のブロックチェーン(分散型台帳履歴管理システム)上で稼働する仮想通貨です。
メイカー(MKR)は2017年11月に公開されました。単位は「MKR」です。
仮想通貨は法定通貨と異なり国家・中央銀行の保証をもたず、インターネット上で流通する通貨です。仮想通貨は現在、全世界に約6,000銘柄が公開されているといわれています。
メイカー(MKR) は、MakerDAOというプラットフォームで発行されるガバナンストークンとしての役割を持つ仮想通貨です。MakerDAOは、仮想通貨のイーサリアム(ETH)、ベーシック・アテンション・トークン(BAT)等の担保資産をロック「ボールト(Vault)」することで仮想通貨のダイ(DAI)を発行できることもできます。
ダイ(DAI) は、アメリカ合衆国の法定通貨(US$)の価額に連動したステーブルコイン(取引価額が安定することを目途して設計された仮想通貨のこと)です。
一方、 メイカー (MKR) はこのプラットフォーム上でのガバナンスに使用することができるトークンとなっているため、MKRの価格は常に変動しています。 メイカー (MKR) を保有している人々は、MakerDAOのプロジェクトの方向性を決める重要事項を決定するためのガバナンスに参加することができるようになっています。
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メイカー(MKR) の価格推移
メイカー(MKR) のチャートです。
2023年9月現在、直近の価格推移は上記の通りとなっています。
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メイカー(MKR)の特徴
ガバナンストークンとしての役割を持つ
メイカー(MKR)の第1の特徴は、 ガバナンストークンとしての役割を持つことです。ガバナンストークンとは、プロジェクトの方針に対する発言権・投票権を持ったDeFiトークンです。
DeFiとは「無人の金融機関」のようなもので、 DeFiトークンは金融取引の際に使われる通貨ことです。
ガバナンストークンは、株式会社の「株」を想定していただくとわかり易いです。前章で紹介しましたが、仮想通貨のメイカー(MKR)は、仮想通貨のダイ(DAI)をサポートするガバナンストークンとしての役割があります。
分散型のガバナンスモデルを採用
メイカー(MKR)の第2の特徴は、分散型のガバナンスモデルを採用していることです。
仮想通貨(仮想通貨)それぞれの銘柄で多種多様なステーブルコインを発行しています。メイカー(MKR)も多くの仮想通貨銘柄のように「分散型のガバナンスモデルの採用」していることです。
代表的なアメリカ合衆国ドル(US$)と連動したステーブルコインのテザー(USDT)は、市場の仮想通貨(仮想通貨)取引所で基軸の仮想通貨として採用されています。テザー(USDT)は「中央集権的ガバナンスモデル」を採用しています。
一方、メイカー(MKR)はMaker Foundation財団がありましたが、現在はメイカー(MKR)保有者がガバナンスに関われる仕組み『MakerDAO』を採用しています。
ステーブルコイン「ダイ(DAI)」を発行できる
メイカー(MKR)の第3の特徴は、ステーブルコイン「ダイ(DAI)」を発行できることです。ステーブルコインとは、取引価額が安定することを目途して設計された仮想通貨のことです。
ステーブルコイン「ダイ(DAI)」はアメリカ合衆国の法定通貨(US$)の価額と連動します。ダイ(DAI)は、アメリカ合衆国ドル(US$)と連動するために、自動レート調整システムを実装しています。
この仕組みが稼働することで仮想通貨ダイ(DAI)の価額をアメリカ合衆国ドル(US$)と同等の価額をキープします。
仮想通貨メイカー(MKR)と仮想通貨ダイ(DAI)の役割を整理しましょう。
メイカー(MKR)は、『MakerDAO』が発行する仮想通貨で、ガバナンストークンとしての役割をもっています。ガバナンストークンは需給の変化で価格を大きく変化させます。 分散型のガバナンスである『MakerDAO』の方針に対して投票する権限を持つことができます。
一方、ダイ(DAI)は『MakerDAO』が発行する仮想通貨ですが、その役割はステーブルコインとして取引価額が安定することを目的とされた仮想通貨です。 ダイ(DAI) は、アメリカ合衆国ドル(US$)の市場価額と連動するように設計されたステーブルコインです。
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メイカー(MKR)とビットコインとの違い
ビットコイン(Bitcoin/BTC)とは、国家や中央銀行の保証をもたない分散型のデジタル通貨(仮想通貨・暗号資産)のことです。 デジタル通貨(仮想通貨・暗号資産) とは、実際の紙幣・貨幣がなくインターネット上だけで取扱する通貨です。
ビットコイン(BCT)は、インターネット上で利用者と利用者、仮想通貨取引所と利用者間で売買取引をします。売買取引の結果や履歴を確実で信頼できるものにするため、ビットコイン(BTC)のすべての取引履歴が分散型取引台帳履歴管理システム(ブロックチェーン (Blockchain))機能により分散的に記録される仕組みを採用しています。
ビットコインは、資産としての保有したり流通したりすることが主な目的となっています。
メイカー(MKR)は、イーサリアム(ETH)ブロックチェーン上で稼働する仮想通貨(仮想通貨)の銘柄です。メイカー(MKR)は、ビットコイン(Bitcoin/BTC)と同様に取引履歴を分散型取引台帳履歴管理システム(ブロックチェーン (Blockchain))機能を採用しています。
メイカー(MKR)は、資産としての保有や流通も可能ですが、それ以外にも『MakerDAO』のガバナンストークンとしての役割やスマートコントラクトによってステーブルコインの仮想通貨ダイ(DAI)を発行することができるDeFiの役割を有していることが大きな相違点といえるでしょう。
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メイカー(MKR)の今後について
仮想通貨は、巨大なマーケットである中華人民共和国等の政府よる取引規制があると価額が大きく変動します。また、国家や中央銀行の保証がないので、SNSのフェイク情報・デマ・噂によって価額が乱高下することがあり得ます。
そのため実用的に流通している仮想通貨は少なく、投機目的で取引される銘柄が多いです。
一方、仮想通貨メイカー(MKR)はアメリカ合衆国の法定通貨(US$)の価額に連動したステーブルコインの仮想通貨ダイ(DAI)を発行と管理を行っています。そのため1DAI=1US$に保持することが目的で公開されています。
今後、このようなDeFIが盛り上がっていけば、メイカー(MKR)の信頼性が高まり、価格が上昇していくかもしれません。
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まとめ メイカー(MKR)について
今回は、仮想通貨のひとつであるメイカー(MKR)について解説しました。
2008年に仮想通貨のビットコイン(Bitcoin/BCT)が認知されるようになりました。それから14年が経過して仮想通貨は6,000銘柄が市場に公開されているといわれています。
仮想通貨メイカー(MKR)は、『MakerDAO』のガバナンストークンとして発行されています。『MakerDAO』は、ステーブルコインである仮想通貨ダイ(DAI)の発行も行っています。仮想通貨ダイ(DAI)は、アメリカ合衆国の法定通貨(US$)の変動価額と連動することで、利用者に安心感を与えています。
今後のDeFiの発展によりメイカー(MKR)の価格が上昇していくかもしれません。
まずは少額からメイカー(MKR)に投資してみてはいかがでしょうか?
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