「Oasis Network(ROSE)って聞いたことがあるけど、どんな仮想通貨だろうか? 」
そんな悩みにお答えしていきます。
ビットコイン以外の仮想通貨を買ってみたいと思っても、「暴落したらどうしよう」「詐欺に会わないかな」のようになんだか怖く一歩踏み出せないですよね。
しかし、リスクを恐れるばかりだと、いつまでも仮想通貨の波に乗れません。
そこで、この記事では以下の内容を解説していきます。
- Oasis Network(ROSE)の特徴
- ビットコインとは何が違うの?
- Oasis Network(ROSE)の将来性は?
Oasis Network(ROSE)について詳しく知りたい方だけでなく、現在ビットコインなどの仮想通貨に投資している方、もっといろんな仮想通貨に投資していきたい方におすすめの内容となっています。
この記事を読めば、Oasis Network(ROSE)の強みや今後の可能性がわかります。ビットコイン以外の仮想通貨にも目を向けて、ぜひ仮想通貨の波に乗っていってくださいね。
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この記事でわかること
Oasis Network(ROSE)とは?
シンボル(通貨名) | ROSE |
価格 | 1ROSE=8.95円 |
時価総額 | 512億円 |
時価総額ランキング | 101位 |
取り扱いしている取引所 | 海外取引所:Binance・Bybitなど 国内取引所:× |
公式サイト | https://oasisprotocol.org/ |
(※2023年3月15日時点)
Oasis Networkとは、プライバシー保護にフォーカスしたレイヤー1ブロックチェーンです。
ROSEはOasis Network内で使用される仮想通貨のことです。
レイヤー1ブロックチェーンとは、仮想通貨や分散型アプリケーションで利用される分散型台帳技術を用いたデータベースのことです。
以下でOasis Network(ROSE)の特徴について、さらに深掘りしていきます。
Oasis Network(ROSE)の価格推移
Oasis Network(ROSE)のチャートです。
2023年9月現在、直近の価格推移は上記の通りとなっています。
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Oasis Network(ROSE)の特徴
Oasis Network(ROSE)の主な特徴は以下の3つです。
- ユーザーのプライバシー保護を重視している
- 処理速度が速い
- 2種類のステーキングができる
それぞれを解説します。
ユーザーのプライバシー保護を重視している
Oasis Network (ROSE) は、個人情報保護を重視した分散型ネットワークです。現在の中央集権的なインターネット社会の弱点を改善することが目的です。現状は大手企業がユーザーの個人情報を独占しており、情報漏洩などのリスクやプライバシーの利用方法が不透明などという問題があります。
Oasis Network (ROSE) は、ブロックチェーン技術を利用して、個人が自分の情報を管理できるような分散型ネットワークを構築しています。ユーザーが情報の保管場所を決められることにより、プライバシーを保護することが可能となります。このようなシステムは、Web3.0時代に向けて期待されています。
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処理速度が速い
Oasis Network(ROSE)は、高い情報処理能力を持つプラットフォームとして注目されています。このプラットフォームでは、レイヤーをコンセンサスレイヤーとパラタイムレイヤーの2つに分割しています。
- コンセンサスレイヤー:ブロックの生成の承認
- パラタイムレイヤー:プログラムの実行
それぞれのレイヤーに役割を分割することで、トランザクション処理の速度と処理性能を向上させ、システム全体の拡張性と汎用性を高めています。
このため、利用者がストレスなくシステムの利用や開発ができ、システム全体の発展にも繋がります。
また、パラタイムレイヤーでは、イーサリアム仮想マシン(EVM)の導入が可能です。EVMの導入によって、イーサリアムとの互換性を持つことができます。そのためイーサリアム上で開発している人もOasis Network(ROSE)に参入できます。
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2種類のステーキングができる
Oasis Networkでは、ローズガーデンと呼ばれるステーキングサービスによってROSEの運用が可能です。
ステーキング方法にはROSEファームとROSE cultivateの2種類があります。
- ROSEファーム:USDTやUSDCなどのステーブルコインをステーキングし、ROSEを獲得
- ROSE cultivate:ROSEをステーキングして、ROSEを獲得
ただし、ROSE cultivateの利用にはROSEファームへの参加が必要です。
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Oasis Network(ROSE)とビットコインとの違い
ビットコインはご存じの通り、最も古く、広く知られている仮想通貨のこと。
一方、Oasis Networkは、プライバシーやセキュリティなどの機能を重視したブロックチェーンプラットフォームです。またROSEはOasis Networkのプラットフォーム上で使用されている仮想通貨のことを指します。
このように、ビットコインとOasis Networkでは、通貨とプラットフォームという違いがあります。
またビットコインはProof of Work(PoW)と呼ばれるコンセンサスアルゴリズムを使用しています。PoWシステムの仮想通貨はマイニングと呼ばれる作業によって新しいブロックを採掘することで報酬を得られます。
一方、Oasis Network(ROSE)はProof of Stake(PoS)と呼ばれるコンセンサスアルゴリズムを使用し、ネットワークのセキュリティを確保するためにトークンをステークすることで報酬を得られます。
このようにROSEがステーキングによる運用が可能な点も、ビットコインとの違いの1つと言えます。
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Oasis Network(ROSE)の今後について
Oasis Network(ROSE)の今後や期待される将来性について解説します。
有名企業からの出資が増えている
Oasis Networkはa16z(アンドリーセン・ホロウィッツ)という有名VCや世界最大の仮想通貨取引所Binanceからの出資を受けています。
有名企業からの出資は、資金調達が十分にされるだけでなく、知名度の上昇に繋がります。
プロジェクトのさらなる発展や、仮想通貨の価格上昇につながる可能性があります。
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イーサリアムキラーの一角として期待されている
処理能力の高いOasis Networkは、イーサリアムの処理能力低下問題を解決できる可能性があります。このようにEthereum(イーサリアム)の代替となるブロックチェーンプラットフォーム、通称「イーサリアムキラー」として期待されています。
Web3はプライバシー保護は超重要
大企業が個人情報を中央集権的に所有、活用していたWeb2.0時代に対して、Web3.0時代ではプライバシー保護が重要視されています。分散型のデータ管理を実現するブロックチェーンネットワークのOasis Networkには、今後も需要が高まることが予想されます。
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まとめ Oasis Network(ROSE)について
今回はOasis Network(ROSE)の特徴や今後の見通しについて解説しました。
本記事のまとめ
- Oasis Networkとは、プライバシー保護を重視したブロックチェーン
- 処理速度が速く、イーサリアムキラーとして期待されている
- ビットコインとは違い、2種類のステーキングができる
- 有名企業からの出資も多数受けており、将来性も期待されている。
ビットコインやイーサリアムはもちろん、OasisのようなWeb3.0プロジェクトを知ることで確実に知見が広がっていきます。
新しいプロジェクトを知って、「気になった」「理念に共感が持てる」「将来性に期待ができる」などを感じたら、ぜひ少額から投資を始めてみてくださいね。
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