シンボル(XYM)って仮想通貨、名前は聞いたことがあるけど、どんな仮想通貨なんだろう?
そんな疑問をお持ちではありませんか?
シンボル(XYM)は、ネム(XEM)のアップグレード版でセキュリティや取引処理速度がネム(XEM)よりも優れています。しかし、仮想通貨を買ってみたいと思っても、なんだか怖くて一歩踏み出せないですよね。シンボル(XYM)の特徴や将来性について理解していないと、いつまでも仮想通貨の波に乗れません。
そこでこの記事ではシンボル(XYM)の特徴を初心者向けにわかりやすく説明します。
この記事を読めば、シンボルの強みや今後の可能性がわかります。
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シンボル(XYM)とは?
シンボル(XYM)とは、ネム(XEM)をアップグレードしたブロックチェーンプラットフォームです。
シンボルのネットワーク上で流通するトークンをシンボル(XYM)と呼びます。
簡単に言うとシンボルは、ネムのアップデートによりセキュリティ面が大幅に改善されたものです。
シンボルとネムの違いは、ネムは個人向けのブロックチェーンであり、シンボルはセキュリティの高さから企業や官公庁などの法人向けであるという点があります。
シンボルは法人向けに柔軟性、高速性、安全性の高いブロックチェーン技術の提供を目的としています。
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シンボル(XYM)の特徴
シンボルの主な特徴して以下の3点が挙げられます。
- ネム(XEM)をアップグレードして開発された
- ハーベスティングができる
- ハイブリッドブロックチェーン である
それぞれを解説します。
ネム(XEM)をアップグレードして開発された
前述でも解説したようにシンボルはネムをアップグレードしたブロックチェーンプラットフォームです。
企業や官公庁などの法人向けに特化したブロックチェーンとして開発され、ネムと比較してセキュリティやトランザクションの処理速度が大幅に向上しました。
また、セキュリティ対策として、マルチシグを標準導入しています。マルチシグとは、暗号資産の取引や送金時に複数の秘密鍵を用いることで流出リスクを防ぐ技術です。
シンボルが採用しているコンセンサスアルゴリズムPoS+(Proof of Stake+)では、トランザクションの処理速度が速くなりました。ネムでは1つのブロックの生成に約1分かかるのに対し、シンボルは約30秒で生成が可能になりました。
マルチシグの標準導入や取引速度の向上は大きなメリットの1つです。
ハーベスティングができる
ハーベストは日本語で収穫という意味があり、シンボルはハーベスティングでXYMを報酬として受け取ることができます。
ビットコインの取引を承認する仕組みとしてマイニングがあります。マイニングは、コンピュータ上で複雑な計算を行いその計算を早く解いた人が報酬としてビットコインをもらえることができます。
シンボルにもこういった承認する仕組みがあり、これらのプロセスをハーベスティングと呼びます。シンボルではネムで採用されていたPoI(Proof of Importance)のアップデート版のPoS+が採用されています。
PoS+はコイン保有量とトランザクション(送受金)を発生させて支払っているユーザー、ノードの運営者に対して報酬が支払われ、それぞれのスコアを計算し、ハーベストできる確率を決定します。
PoWやPoIよりもより公平なコンセンサスアルゴリズムを目指して開発されています。
ハイブリッドブロックチェーン
シンボルはパブリックチェーンとプライベートチェーンの両方の機能を提供するハイブリッドチェーンも特徴の1つです。
パブリックチェーンとは、自由にネットワークに参加が可能なブロックチェーンです。プライベートチェーンとは、ネットワークの参加に初認が必要なブロックチェーンです。
パブリックチェーンは、セキュリティが強い反面、処理速度が遅いという欠点があります。一方、プライベートチェーンは、処理速度が速い反面、セキュリティはパブリックチェーンよりも劣る欠点があります。
ハイブリッドブロックチェーンでは、お互いの長所を活かし、短所を補うものとして期待されています。これにより、高いセキュリティを保ち、処理速度も維持するとことが可能になりました。
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シンボル(XYM)とビットコインとの違い
シンボルとビットコインの違いは取引処理速度にあります。
ビットコインはPoWを採用しています。PoWは、マイニングで多く計算した人に報酬がもらえる仕組みです。マイニングは世界中誰でも参加することが可能で、ブロックチェーンに記録された取引データは改ざんが難しいです。
しかし、マイニングで多くの利益を得るには電力コストがかかります。そのため、資金を持った人が報酬を獲得してしまいます。ビットコインでは、1つのブロック生成に約10分要します。
一方、シンボルが採用しているPos+は、処理能力が高く1つのブロック生成に要する時間は約30秒です。シンボルの方が処理速度が速いため、ビットコインには難しい決済や送金処理での活用が期待されています。
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シンボル(XYM)の今後について
シンボルは2022年にカタールで開催されるFIFAワールドカップで使用されるホテル建設を管理するプラットフォームとして採用されています。
南米のグローバル企業「Bimtrazer」は、カタールの建設企業と契約を締結し、建設企業は「Bimtrazer」のコントロール管理プラットフォームBIMを使用します。シンボルを使用することで、建設における追跡などを可能にします。
シンボルのブロックチェーンを応用し、改ざん不可能な建設監査などの工程を可能にする仕組みを構築しています。
シンボルはハイブリッドブロックチェーンとして利用でき、高度なセキュリティと速度を要しているため、今後多くの企業がシンボルを利用していくことが期待されています。
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まとめ シンボル(XYM)について
今回はシンボルの特徴や今後の将来性について解説してきました。
シンボルは法人向けのブロックチェーン技術により頑固なセキュリティや高度な取引処理速度を維持しています。
これからさまざまな企業がシンボルを利用することで、シンボルの存在価値が高まり将来性が期待できるものと考えられます。
まずは少額からシンボルを購入して、仮想通貨投資を始めてみましょう。
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