2023年4月26日、ビットトレード(旧Huobi Japan(フォビジャパン))にボバネットワーク(BOBA)が上場しました。
ところで、ボバネットワーク(以下、BOBA)って聞いたことがあるけど、どんな仮想通貨なんだろう?
この質問にお応えします。
BOBAはイーサリアムが抱える問題点を解決するために開発されたプロジェクトであり、そのコミュニティ内で利用される仮想通貨です。
とはいえ、詳細が分からなければちょっと怖いですし、なかなか購入には踏み切れないですよね?
そこで本記事では、仮想通貨『BOBA』についてわかりやすく解説します。
この記事を最後まで読めば、BOBAの特徴と購入方法がわかります。
この記事でわかること
ビットトレードにボバネットワーク(BOBA)が上場
BOBAは2021年に公開された仮想通貨であり、2023年4月26日から国内仮想通貨取引所『BitTrade(ビットトレード)』にて取扱いが開始されました。
『BOBA』はイーサリアムブロックチェーンが抱える『スケーラビリティ問題』を解決するために開発されたレイヤー2ソリューションです。
レイヤー2とは、レイヤー1(この場合はイーサリアム)のブロックチェーンから取引処理を引き受け、取引時に発生する待機時間を短縮したうえで手数料を抑える事を目的とした技術のことを示します。
BOBAの名前の由来は『タピオカ』です。
タピオカは飲んだ人を笑顔にするという点から命名されました。
イーサリアムが抱える問題を解決し、利用者を笑顔にするために立ち上げられたプロジェクトになることを目標にしてます。
オンライン決済に加えてDeFiやNFTなど、さまざまなアプリケーション開発に取り組んでいます。
ボバネットワーク(BOBA)の特徴
BOBAの特徴は以下の3点があげられます。
- スケーラビリティ問題を解決するためのLayer2ソリューション
- ガバナンスに参加できる
- ステーキングができる
順番に解説していきます。
スケーラビリティ問題を解決するためのLayer2ソリューション
前述した通り、BOBAはイーサリアムブロックチェーンが抱える『スケーラビリティ問題』の解決を目的としたプロジェクトです。
スケーラビリティ問題とは、システムやネットワークの利用者が増えたことにより、システムに対する負荷がかかり、取引が円滑に行われなくなる事態をさします。
具体的な問題点としては、処理速度が低下し1回の取引にかかる手数料(ガス代)が増大することです。
これらの懸念点はブロックチェーンの利点である取引に対して、重大な弊害となってしまいます。
その点、BOBAはイーサリアムブロックチェーン以外で取引処理ができるので、スケーラビリティ問題の課題解決を可能にしました。
NFTやブロックチェーンゲームなど、多くの取引が必要なアプリケーションを利用する場合には有用な仕組みと言えるでしょう。
ガバナンスに参加できる
BOBAにはガバナンストークンとしての機能も備わっています。
ガバナンストークンとは、BOBAを運営するコミュニティ内で行われる今後の開発や運営方針等の意思決定をする投票で、参加権と投票権の役割を果たす仮想通貨(トークン)の事です。
BOBAでは中央集権的管理者を設置しない『自律分散型組織(DAO)』の形態を採用し、すべての意思決定は参加者の投票によって議決されます。
1トークンに対して1票に相当することが大半であり、たくさんのトークンを保有しているホルダーはそれだけ組織内で強い影響力を持つことになります。
ステーキングができる
BOBAを運営する『BOBA Network』では、ステーキング機能を実装しています。
ステーキングは端的にいうと、『特定の仮想通貨(今回の場合はBOBA)を保有するだけで利回りが得られる仕組み』です。
仮想通貨は本来、購入時と売却時の価格変動による差額を得る『キャピタルゲイン』が主な収益獲得方法でした。
しかしステーキングの仕組みを実装することで運用益、いわゆる『インカムゲイン』を得られるようになります。
ホルダーが持っているBOBAをBOBA Network内のシステムに預入れることで、取引手数料の一部からリターン報酬を受け取ることができます。
価格の下落リスクはあるものの、売買を繰り返すスイングトレードに比べて相場分析や情報収集の手間が少なく運用できるのがメリットです。
ビットトレードでのボバネットワーク(BOBA)の買い方
国内仮想通貨取引所『BitTrade(ビットトレード)』でBOBAを買う手順を紹介します。
方法は以下の3ステップです。
- ビットトレードで口座を開設する
- ビットトレードに入金する
- ビットトレードでのボバネットワーク(BOBA)を購入する
順番に解説します。
ビットトレードで口座を開設する
日本の仮想通貨取引所でBOBAを買う場合は、ビットトレードの口座開設が必要です。
なおビットトレードでは口座開設が無料で出来るので、安心して挑戦できますね。
まだ口座を持っていない方はこの機会に挑戦してみて下さい。
まずは下記のリンクからビットトレードの公式サイトにアクセスしましょう。
つづいて以下の手順で口座開設を進めます。
- トップページの『無料口座開設』をクリック
- アドレスとパスワード(任意)を入力し、『新規登録』をクリック
- 届いたメールを確認し、『メール認証ボタン』をクリック
- 本人確認を行い、申請
- 審査が完了したら開設完了
審査には数日かかる場合があります。
ビットトレードに入金する
BOBAを購入するには、ビットトレードの口座に日本円を入金する必要があります。
またビットトレードでは『銀行振込・クイック入金(ネットバンクorペイジー)・コンビニ入金』と4つの入金方法がありますので、ご自身の用途に合った方法を活用しましょう。
本記事では金融機関を選ばず、入金額制限のない『銀行振込』の手順を紹介します。
口座への入金は以下の手順で進めましょう。
- ビットトレードのトップ画面から『資産管理』をクリック
- 『入金』をクリック
- 日本円を選択
- 入金方法から『振込入金』を選択
- 表示された指定口座に入金額を振込
銀行振込の場合、反映までに約1時間ほどかかります。
また使用する銀行の振込手数料は自己負担になるので、ある程度まとめて入金した方が負担を抑えられるでしょう。
ビットトレードでのボバネットワーク(BOBA)を購入する
日本円の入金が完了し次第、BOBAの購入手続きに移ります。
仮想通貨の購入には、ビットトレードから直接仮想通貨を購入する『販売所』と、ユーザー同士で売買を行う『取引所』と、2種類の方法があります。
販売所は購入手続きがシンプルかつ、希望金額を即購入できる方法です。
一方販売所では、購入したい金額と数量を提示し、条件がマッチした際に取引が成立します。
しかし2023年6月時点で、BOBAの購入は『販売所』でのみの取扱いとなります。
販売所での購入手順は以下の方法です。
- ビットトレードのトップ画面から『販売所』をクリック
- 仮想通貨銘柄から『BOBA/JPY』を選択
- 購入数量を入力し『購入』をクリックし、取引を確定
まとめ ビットトレードにボバネットワーク(BOBA)が上場
今回は2023年4月26日、国内仮想通貨取引所『BitTrade(ビットトレード)』に上場した仮想通貨『ボバネットワーク(BOBA)』について解説しました。
高速取引が可能なうえに、ガス代を安く抑えることができるイーサリアムのレイヤー2として注目のプロジェクトです。
NFTやブロックチェーンゲームの需要が増えれば、今後よりいっそう重要性を増していく可能性を秘めた仮想通貨と言えるでしょう。
気になった方はこれを機に、購入してみてはいかがでしょうか。