『Aave(アーベ)って、どんな仮想通貨なの?』
そんな疑問をお持ちの方のために、Aaveの特徴や今後の展望について解説します。
Aaveは分散型金融システムを提供してるサービスとそこで利用される仮想通貨です。
この記事を読めば、Aaveのことをしっかりと理解できます。
なお、国内取引所で取り扱いのない仮想通貨を購入するには、コインチェックなどの国内取引所で仮想通貨を購入し、バイナンスなどの海外取引所に送金して、購入することができます。
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Aave(アーベ)とは?

Aave(アーベ) 公式サイト:https://aave.com/
Aave(アーベ)とは、仮想通貨レンディングなどのDeFiができるプラットフォームです。
仮想通貨のレンディングは、保有している仮想通貨を貸し出すことで利息を得ることができる運用手法です。
Aaveは、イーサリアムやポリゴン、アバランチなど7つのブロックチェーンに対応しており、30種類以上の仮想通貨の貸し借りができます。
Aaveのガバナンストークンとして発行されているのが、仮想通貨AAVEです。
時価総額ランキングでは、46位につけており(2023年1月時点)、期待値の高い仮想通貨です。
レンディングができるほか、信用委託システムやフラッシュローンなどのDeFiサービスがあります。
Aave(アーベ)の価格推移
Aave(アーベ) のチャートです。
2023年9月現在、直近の価格推移は上記の通りとなっています。
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Aave(アーベ)の特徴

Aave(アーベ)の主な特徴は以下の3つです。
- 仮想通貨のレンディングができる
- フラッシュローンを導入している
- 信用委託制度を導入している
それぞれを解説します。
仮想通貨のレンディングができる
Aaveのプラットフォームでは、レンディングという仮想通貨の貸し借りができます。
自身が保有している仮想通貨を貸し出すことで、利息として仮想通貨を受け取り稼ぐことができます。
一般的な銀行の仕組みと基本的には同じです。
銀行に預金としてお金を預けると、少額ですが利息を得ることができますよね。
しかし、現在の銀行のシステムでは、審査や担保の預け入れに時間がかかり、スムーズにお金を借りれないのが現状です。
しかし仮想通貨のレンディングは、ブロックチェーンにスマートコントラクトを用いることで、借入可能な金額や利息を自動で算出し、借入までを短い時間で可能にしました。
また、一般的な銀行の普通預金や定期預金よりも高い金利で資産運用ができるメリットもあります。
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フラッシュローンを導入している
Aaveの特徴の2つ目は、はフラッシュローンを導入している点です。
フラッシュローンとは、ブロックチェーン上の1つのトランザクション(取引)で、仮想通貨の貸し借りを行う仕組みのことです。
この技術により、借り入れの際に、担保を預けなくても仮想通貨を借りることができます。
通常のDeFiでは、仮想通貨を借りる時と、返す時で、それぞれ別のトランザクションで処理されることになり、そのたびに手数料が発生します。
しかしAaveのフラッシュローンでは、1つのトランザクションで貸し借りが完結するので、手数料を抑えることができます。
フラッシュローンの活用法としては、2つの取引所の間でのレートの違いを利用して利益を出す、アービトラージ(裁定取引)です。
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信用委託制度を導入している
信用委託制度とは、仮想通貨をAaveに預け入れることによって得た与信枠を、第三者に貸し出すことで、その人が仮想通貨を借りることができるようになる仕組みのことです。
この制度により、Aaveに預けた金額の利息を得ながら、同時に第三者への貸し出し利息を得ることができます。
本来であれば別の仮想通貨に投資をする場合、その仮想通貨の知識が必要になります。
しかし、貸主は自身の与信枠を第三者に貸し出すことで、自身はリスクを負わず利息を稼ぐことができ、借主は担保を必要とせず、仮想通貨を借りることが可能です。
与信枠の貸し出し先は、悪用されないように、Aave側が企業やNGO、仮想通貨取引所などに定めているので、安心して貸し出すことができるのも特徴です。
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Aave(アーベ)とビットコインとの違い

Aaveとビットコインの違いのひとつに、サービスを提供しているかどうかの違いがあります。
Aaveは、仮想通貨の貸し借りができるレンディングプラットフォームを提供し、分散型金融を行うDeFi銘柄として位置づけられています。
一方でビットコインは、プラットフォームなどのサービスは提供しておらず、あくまで「デジタルゴールド」と呼ばれる資産や決済としての利用に止まります。
なので、ビットコインは一般的に購入することでしか手に入れることはできませんが、Aaveは、保有しているAaveを貸し出すことで、利息としてAaveを手に入れることができます。
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Aave(アーベ)の今後について

DeFi市場の拡大にともない、Aaveのレンディングサービスの需要は増していくと考えられます。
なぜなら、一般的な銀行よりも高い利息で資産運用ができるからです。
またAaveは、2020年8月からイギリスで電子マネーとしての利用も始まっていまる、法定通貨から仮想通貨に交換できるようになりました。
Aaveは今後、ヨーロッパ圏内やグローバルにもサービスを展開すると発表しており、各国でAaveの電子マネーサービスが普及していけば、仮想通貨AAVEの価格も上昇していくことでしょう。
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まとめ Aave(アーベ)について

AaveはDiFe銘柄として、法定通貨と仮想通貨をつなげる役割を担っており、今後も需要は拡大すると考えられます。
高金利で手間がかからない資産運用に興味のある方は、チャレンジしてみるのも良いかもしれません。
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