国内仮想通貨取引所のビットトレード(旧Huobi Japan(フォビジャパン))は2022年9月28日に仮想通貨テゾス(XTZ)を上場しました。
- テゾス(XTZ)ってどんな仮想通貨?
- テゾス(XTZ)はビットトレードの他にどこで扱っている?
- テゾス(XTZ)の買い方を知りたい
このような疑問にお答えする内容になっています。
記事を読むとテゾス(XTZ)について理解が深まり、ビットトレードでの購入方法もわかります。
値動きが激しい仮想通貨において、リスク分散のためにビットコイン以外の仮想通貨の購入を検討している人の手助けになれば幸いです。
ビットトレードにテゾス(XTZ)が上場
国内仮想通貨取引所のビットトレードは2022年9月28日に仮想通貨テゾス(XTZ)を上場しました。
2020年末にbitFlyerやGMOコインにて上場されたのを契機に、国内取引所での上場が広がり、ビットトレードも追随した形になります。
テゾスはスマートコントラクトやDappsの開発と利用に適したブロックチェーンプラットフォームとその中で使われる仮想通貨(XTZ)のことです。
- ビットコインやイーサリアムなどが抱える問題点を解決できる性能を持っている
- 独自のシステムを複数取り入れている
- ブロックの作り方がオリジナル など
他の仮想通貨にない独自性が注目されています。
テゾス(XTZ)の特徴
ここでは、特に注目したいテゾスの3つの特徴をご紹介します。
コンセンサスアルゴリズムにLPosを採用
テゾスはコンセンサスアルゴリズムにLPos(リキッドプルーフオブステークス)という形式を採用しています。
LPoSは従来のPoS(プルーフオブステークス)の改良版のようなものです。
PoSは仮想通貨の保有量が多いほどマイニングが成功しやすいため、一部の「お金持ち」によってマイニングが独占される傾向にありました。
しかし、LPoSでは保有量が少ない人が多い人にテゾス(XTZ)を委任できます。
「僕のテゾス預けるから僕の分も一緒にマイニングしてよ」とお願いするイメージですね。
これにより、より多くの人がマイニングに携わることになり、PoSより取引の承認や送金の短時間化を実現しています。
スマートコントラクトに形式検証を採用
テゾスではスマートコントラクトにフォーマル・ベリフィケーション(Formal Verification)という形式認証を導入しています。
スマートコントラクトとは、ブロックチェーン上で一定のルールにもとづき、契約を自動的に実行する仕組みのこと。
契約に第三者の介入を必要としないため、時間とコストを削減できる反面、エラーやバグがあっても修正が難しいという欠点があります。
テゾスではオーキャムル(OCaml)という検証に適したプログラミング言語と形式検証を組み合わせることでスマートコントラクトの安全性を確保しています。
ハードフォークが起きない
テゾスはハードフォークが起きないつくりになっています。
ハードフォークとは、ブロックチェーンの仕様変更などにより、ブロックチェーンおよび仮想通貨が枝分かれすることです。
時価総額最大の仮想通貨、ビットコインでは過去に数回ハードフォークが発生しており、
- ビットコインキャッシュ
- ビットコインゴールド
- ビットコインダイヤモンド
などの新しい仮想通貨が生まれています。
ハードフォークが発生すると、
- 分岐元の通貨の価値低下
- ハードフォーク前後での価格の乱高下
- 分岐元の通貨に対するユーザーの信頼低下
といったデメリットがあります。
テゾスはシステムの修正やアップデート時にハードフォークを必要としない構造になっているため、上記のデメリットが発生しません。
ビットトレードでのテゾス(XTZ)の買い方
ここでは、テゾスの特徴を知り「テゾス購入してみようかな」とお考えになった方に、実際の購入方法をご紹介します。
今回は国内取引所ビットトレードでの口座開設から入金、購入までをご紹介します。他の取引所においても基本的な流れは同じですので参考になると思います。
ビットトレードで口座を開設する
仮想通貨の取引には、取引所の口座が必要です。
口座開設はスマホアプリを利用するのがおすすめです。アプリの「かんたん本人認証」を利用することで口座開設がスムーズに進み、最短即日で取引を始められます。
「かんたん本人認証」には、
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 在留カード(外国籍の方)
のいずれかが必要になります。手元に用意して手続きを始めましょう。
口座開設の詳細はこちらから確認できます。
ビットトレードに入金する
ビットトレード口座を開設したら取引に必要なお金を入金します。
入金方法は以下の4つ。
- 振込入金
- クイック入金
- ペイジー入金
- コンビニ入金
おすすめは入金反映までの時間が短く、手数料が無料のクイック入金です。
- 住信SBIネット銀行
- PayPay銀行
上記金融機関の口座をビットトレードが保有しているため、同一銀行内での振込ということで手数料がかかりません。
いずれの銀行も利便性が高いので、まだ口座をお持ちでない方はこの機会に開設するのもよいでしょう。
入金について、詳細はこちらから確認できます。
ビットトレードでのテゾス(XTZ)を購入する
口座に資金が用意できたらいよいよテゾスを購入します。
テゾスはビットトレード内の販売所、取引所のどちらでも取引が可能です。
特徴や違いは以下の通りです。
- 販売所は手続きが簡単ですぐ購入できる反面、手数料が高い
- 取引所は手数料がほぼかからないが、手続きがやや難しく場合によっては取引が成立せずXYZを購入できないことがある
取引画面の見方や操作がやや難しいのですが、購入のたびに高い手数料を支払うのはもったいないので、取引所で購入することをおすすめします。
まとめ ビットトレードにテゾス(XTZ)が上場
国内仮想通貨取引所のビットトレードは2022年9月28日に仮想通貨テゾス(XTZ)を上場しました。
テゾスはビットトレードなど国内の仮想通貨取引所で取り扱いが広がっています。
- フランス中央銀行での実証実験に使われている
- ステーキング目的の長期保有による安定性
- NFT市場への参入 など
将来性が高いと期待されていることによります。
アルトコイン全般に言えることで、ビットコインの値動きの影響を受けるため、資産運用目的の保有については確実性にやや欠けますが、大きく価格を上昇させる可能性は十分に秘めています。
購入するなら長期・分散に徹した積立運用で資産形成の一部に取り入れてみるのがよいでしょう。