MUltiverseXは、高速取引を長所としてユーザーを広げている仮想通貨です。
仮想通貨投資は、リスクを考え適切に情報を得ることが大切な投資方法です。
今回は、初めてMultiversXを聞いた、という方にも分かりやすく解説していきます。
この記事でわかること
MultiversX(EGLD)とは?
数ある仮想通貨の一つであるMultiversX(EGLD)は、高速処理が特徴の通貨です。
シャーディングという新技術により利便性を向上させています。
MultiversX(EGLD)の特徴
シャーディングで高速処理が可能
Multiversは、シャーディングという技術を採用しトランザクションを高速で処理することに成功した仮想通貨です。従来のネットワーク技術だと、単一のネットワーク上で大量の取引を処理するために高速化には限界がありました。
その点、シャーディングは、シャードといわれる小さなグループに分割されたネットワークにおいて同時並行的に取引を処理することを可能にしました。これにより、トランザクションによる負荷を軽減させ、処理の高速化を実現しました。
また、シャーディングの技術はネットワーク全体の処理能力を広げるスケーラビリティを向上させ、トランザクション手数料を低減させます。ユーザーにとっては使いやすさや価格の面でメリットを感じる仮想通貨であるといえます。
エルロンドから名称を変更した
MultiversXは、当初Elrondとして設立。Elrondは、2019年に公式リリースされましたがメタバースにフォーカスした新ブランドとしてMultiversXに再定義されました。
2023年5月時点で1MultiversX=約5,100円、時価総額約942,000千円,時価総額ランキング51位の人気トークンです。バイナンスやBybitなどの取引所でEGLDトークンを購入することができます。
国内の取引所では取り扱っていないので、バイナンスなど海外取引所を介して購入する必要があります。海外では複数の大手取引所で上場されており、今後国内取引所での上場も期待されるでしょう。
ステーキングができる
専業トレーダーのように一日中トレードに張り付くことができない人にオススメの投資方法です。EGLDトークンを購入し、ネットワーク上に保有させるだけで、預けた人(ステーカー)が報酬をもらえるという仕組みです。
ただし、他のトークンと同様にロック期間といわれるトークンを引き出すことができない期間が存在します。その期間中は、報酬を受け取ることもできません。
日常的に仮想通貨売買を行わない人は、安定的に報酬を得られる投資手法です。MultiversXのプロジェクトに共感し、長期的にこのトークンを保有しようと考えている人にも適した方法でしょう。
MultiversX(EGLD)とビットコインとの違い
ビットコインは最も有名な仮想通貨として圧倒的な人気を誇る通貨です。通常は将来の値上がりを期待して保有し、利益が得られるタイミングで売却するキャピタルゲインを期待します。
一方、MultiversXはキャピタルゲインの他、ステーキングを利用した保有利益を得ることが可能です。また、スマートコントラクトの機能をもち、分散型アプリを構築することができます。高速処理を活かしたアプリケーションの開発などに利用しユーザーを増やす可能性が期待できます。
ビットコインに比べて売却利益だけでなく保有利益も見込めるMultiverseXは今後の投資先として有望な選択肢だといえます。
MultiversX(EGLD)の今後について
MultiverseXは、シャーディングという技術のもとでスケーラビリティを拡大させ市場シェアを拡大させると思います。顧客は取引手数料が少しでも安い方を選択するため、手数料の安さを武器に市場シェアを広げていく戦略をとるものと思われます。
また、MultiversXは、他のブロックチェーンや仮想通貨との相互運用性を重視しているため、パートナーシップや統合の拡大が予想されます。新しいプロジェクトやDApp(分散型アプリケーション)がエコシステムに参加することで、ユーザーの利便性や選択肢が増える可能性があります。
まとめ MultiversX(EGLD)について
MUltiverseXは、高速取引を長所としてユーザーを広げている仮想通貨です。シャーディングという新技術により利便性を向上させ利用者を増やしていくことを目指します。
このプロジェクトに共感したら、ぜひコインを購入してみましょう。