2022年7月4日、ジャスミー(以下、JASMY)がビットトレード(旧Huobi Japan(フォビジャパン))に上場しました。
でも、ジャスミーって聞いたことがあるけど、どんな仮想通貨なんだろう?そんな疑問をお持ちではありませんか?
JASMYは個人データの分散管理を目的として作られた日本発祥の仮想通貨です。
とはいえ詳細が分からなければちょっと怖いですし、なかなか購入には踏み切れないと思います。
そこで本記事では、仮想通貨『JASMY』について分かりやすく解説します。
この記事を最後まで読めば、JASMYの特徴と購入方法がわかります。
この記事でわかること
ビットトレードにジャスミー(JASMY)が上場
『JASMY』は日本の企業が開発・運営をおこなう仮想通貨の1種です。
個人データは様々なシーンで収集・活用されており、これらを分散管理し、顧客自身が自分の情報を管理する権利の獲得を目的としています。
IoT(モノのインターネット)技術とブロックチェーン技術を組み合わせて、個人データの不正利用や情報流出を防ぎ、個人データを自己管理できる『データの民主化』のためのエコシステムを提供。その中で使用することを想定した仮想通貨がJASMYです。
JASMYは2019年に発行が開始され、2021年10月26日に国内仮想通貨取引所『BIT Point』にて国内初の取扱が始まりました。
その後2022年7月4日、国内仮想通貨取引所『BitTrade(ビットトレード)』にて上場を果たしました。
ジャスミー(JASMY)の特徴
JASMYの特徴は以下の3点があげられます。
- 日本発の暗号通貨
- データの民主化を目指している
- 個人データの提供で稼げる
順番に解説します。
日本発の暗号通貨
JASMYを発行する『ジャスミー株式会社』は2016年4月5日、安藤国威氏(ソニー株式会社前社長、COO)を創設者とし、佐藤一雅氏(ソニー Style.com ジャパン株式会社前CEO)、原田浩志氏(KPMGのエグゼクティブファイナンシャルアナリスト)など、ソニーの元幹部数名を含むメンバーによって設立されました。
日本国内にて独自で発行された仮想通貨は稀有とされています。
というのも、日本では仮想通貨の発行に対する課税割合が諸外国に比べて高く、発行に至るまでのハードルが高いとされています。
また仮想通貨における時価総額ランキングでは、諸外国でつくられた仮想通貨が上位を占めており、国内発仮想通貨で知名度の高い銘柄は『MONA』くらいであり、日本を代表する銘柄が少ないのが現状です。
こういった背景から、今後JASMYが日本を代表する仮想通貨になる可能性もあるでしょう。
公式サイトなど、JASMYに関する情報は日本語で発信されているため、英語が苦手な人にとって情報収集が他銘柄に比べて容易なのもメリットの一つです。
データの民主化を目指している
JASMYは個人データの民主化を目的としたプロジェクトです。
現状、GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)を代表とする、一部大手企業が個人データを独占的に収集・取扱いをしています。
しかし、大企業で取り扱われる個人データは、ハッキングや内部の不手際による流出など、様々な要因によって流出の危険性にさらされています。
そこで個人データの取扱いに対する主導権を本人に帰結することで、安全に運用できる様にすることを目指しています。
JASMYではこれを「ユーザー本位の情報新時代」と呼び、JASMYを通して日本が世界をリードすることを目的とした思想を掲げています。
個人データの提供で稼げる
株式会社ジャスミーが提供するエコシステム内にて、JASMYは様々な役割に用いられています。
その1つは、ユーザーが自身の個人データを他者へ提供した際に得られる報酬(リワード)としての役割です。
個人データは各企業に提供され、各社のデータベース内で管理。
それらの情報を嗜好性やライフスタイルなどあらゆる要因で分析したうえで、商品開発やサービス向上といった形に変換した上で還元される仕組みが取られます。
この事実は、情報が経済的価値を持つ証拠であると言えるでしょう。
つまり個人データも資産のひとつなのです。
JASMYでは他の仮想通貨とは異なり、マイニングなど労働の対価を提供するのではなく、個人データの提供に対して報酬が得られる構造の提供を目指しました。
ビットトレードでのジャスミー(JASMY)の買い方
国内仮想通貨取引所『BitTrade(ビットトレード)』でJASMYを買う手順を紹介します。
方法は以下の3ステップです。
- ビットトレードで口座を開設する
- ビットトレードに入金する
- ビットトレードでのジャスミー(JASMY)を購入する
順番に解説します。
ビットトレードで口座を開設する
日本の仮想通貨取引所でJASMYを買う場合は、ビットトレードの口座開設が必要です。
なおビットトレードでは口座開設が無料で出来るので、安心して挑戦できますね。
まだ口座を持っていない方はこの機会に挑戦してみて下さい。
まずは下記のリンクからビットトレードの公式サイトにアクセスしましょう。
つづいて以下の手順で口座開設を進めます。
- トップページの『無料口座開設』をクリック
- アドレスとパスワード(任意)を入力し、『新規登録』をクリック
- 届いたメールを確認し、『メール認証ボタン』をクリック
- 本人確認を行い、申請
- 審査が完了したら開設完了
審査には数日かかる場合があります。
ビットトレードに入金する
JASMYを購入するには、ビットトレードの口座に日本円を入金する必要があります。
またビットトレードでは『銀行振込・クイック入金(ネットバンクorペイジー)・コンビニ入金』と4つの入金方法がありますので、ご自身の用途に合った方法を活用しましょう。
本記事では金融機関を選ばず、入金額制限のない『銀行振込』の手順を紹介します。
口座への入金は以下の手順で進めましょう。
- ビットトレードのトップ画面から『資産管理』をクリック
- 『入金』をクリック
- 日本円を選択
- 入金方法から『振込入金』を選択
- 表示された指定口座に入金額を振込
銀行振込の場合、反映までに約1時間ほどかかります。
また使用する銀行の振込手数料は自己負担になるので、ある程度まとめて入金した方が負担を抑えられるでしょう。
ビットトレードでのジャスミー(JASMY)を購入する
日本円の入金が完了し次第、JASMYの購入手続きに移ります。
仮想通貨の購入には、ビットトレードから直接仮想通貨を購入する『販売所』と、ユーザー同士で売買を行う『取引所』と、2種類の方法があります。
販売所は購入手続きがシンプルかつ、希望金額を即購入できる買い方です。
一方取引所では、購入したい金額と数量を提示し、条件がマッチした際に取引が成立します。
操作に多少の慣れが必要ではありますが、スプレッドと呼ばれる購入手数料が安い傾向にあるのが特徴です。
自身のニーズに合った方法で購入するようにしましょう。
【販売所での購入方法】
- ビットトレードのトップ画面から『販売所』をクリック
- 仮想通貨銘柄から『JASMY/JPY』を選択
- 購入数量を入力し『購入』をクリックし、取引を確定
【取引所での購入方法】
- ビットトレードのトップ画面から『取引所』をクリック
- 仮想通貨銘柄から『JASMY/JPY』を選択
- 『JASMYを買う』『指値』を選択し、購入金額と数量を入力する
- 『注文』をクリックし、発注を確定
まとめ ビットトレードにジャスミー(JASMY)が上場
今回は2022年7月4日、国内仮想通貨取引所『BitTrade(ビットトレード)』に上場した仮想通貨『ジャスミー(JASMY)』について解説しました。
個人データを自身で管理し、またそのデータを提供することで対価が得られる新しい仕組みのプロジェクトです。
数少ない日本発の仮想通貨であり、信頼性の高さや情報収集の容易さなどさまざまなメリットがあるといえるでしょう。
今後の需要次第では成長していく可能性も有るので、注目です。