「CEXって何???」
「CEXって危ないの???」
仮想通貨取引を始めたばかりの方は、「CEX」(シーイーエックス)という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
CEXは仮想通貨取引所の運営形態の1つです。しかし、仮想通貨取引を始めたばかりの方にとっては、馴染みのない、なんだか不安で難解な用語だと思います。
そこで今回は、中央集権型取引所(CEX)の特徴やメリットについて解説していきます。
この記事を読めば、CEXのことを理解でき、全体的なイメージが掴めます。
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この記事でわかること
中央集権型取引所(CEX)とは?
CEXとは、Centralized Exchangeの略語で、中央集権型取引所のことを意味します。
取引所を管理する企業などの中央組織が存在し、企業などが取引所の運営を行っている形式をいいます。
CEXでは、仮想通貨取引の他、資産運用や通貨の新規発行などのサービスを提供しています。
アカウント登録(口座開設)を完了すれば基本的に誰でも利用が可能です。CEXは運営者が明らかで、企業として国の金融機関に登録されています。
集められた資金は取引所で管理されており、セキュリティ上の過失が有った場合などは補償も行われます。
有名なCEXとしてBinance、Bybit、MEXC、Houbi、Gate.ioなどがあります。
国内のコインチェックやbitFlyerなども中央集権型取引所です。
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中央集権型取引所(CEX)の特徴
中央集権型取引所(CEX)は運営する企業などによって、取引や資産保護などが保証されているので多くの方が安心して利用できます。
中央集権型取引所(CEX)の特徴は大きく3つあります。
- CEXの特徴①:仲介する企業が中央にいる
- CEXの特徴②:国や法律に守られる
- CEXの特徴③:手数料が高くなる
それぞれを解説します。
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中央集権型取引所(CEX)の特徴①:仲介する企業が中央にいる
コインチェックやbitFlyerといった国内の有名な取引所も中央集権型取引所です。
何か問題が起こった際も運営企業に問い合わせることで解決できます。
中央集権型取引所は、仮想通貨の売手と買手を結びつけるシステムを提供し、その取引を保証します。仮想通貨取引方法もCEXごとに決定されます。
取引方法は、現物取引やデリバティブ取引など様々な種類があります。
特に海外の取引所では、コピートレードなどユニークな取引方法を用意しています。
また、運営企業主導によるセキュリティ構築も特徴的です。
多くのCEXではメール認証の他、SMS認証やGoogle認証といった何重ものセキュリティ認証を採用しています。
海外の取引所でも日本語サポートが充実しているところも多いです。BinanceやBybitなどは日本語での問い合わせが可能です。
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【分散型取引所(DEX)とは?】特徴やメリットについて『初心者向けに仮想通貨用語を解説』
中央集権型取引所(CEX)の特徴②:国や法律に守られる
CEXは拠点としている国で金融業登録を実施しています。その国の法律が遵守されるので、利用者は補償を受けられるようになります。
国際的な犯罪やマネーロンダリング等に利用されないようにコンプライアンスへの意識も高まります。
マネーロンダリング対策として多くの国ではCEX口座開設時の本人確認を厳重化するようになりました。特に多くの資金を移動させる際、本人確認は必須となりつつあります。
一般ユーザーとしてはセキュリティ面でのアップグレードなので、安心材料の1つと捉えることもできます。
また、 海外のCEXを利用する際には、注意しなければならない点があります。
海外のCEXは拠点となる国での法律を遵守しているというだけで、日本の法律に則っていないということです。
海外の取引所は日本の金融庁管轄外での営業となります。何かあった時の補償や、警察捜査などが十分にできないケースが出てきます。
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【分散型取引所(DEX)とは?】特徴やメリットについて『初心者向けに仮想通貨用語を解説』
中央集権型取引所(CEX)の特徴③:手数料が高くなる
仮想通貨の取引では手数料が発生します。
中央集権型取引所(CEX)を利用すると、運営に取引利用料を納めなければなりません。
また、入出金の際も手数料が必要です。CEXごと、また通貨ごとに入出金手数料は異なります。
何度も入出金を繰り返す方にとって、手数料は大きなコストになるでしょう。
一方で、CEXは多くのトレーダーが集まる場所です。すぐに取引は成立し、スリッページ(注文した値段と決済された値段の違い)が少なくなっています。
スリッページコストを回避できると考えれば、総合的なコストは安くつく場合もあります。
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中央集権型取引所(CEX)と分散型取引所(DEX)との違い
中央集権型取引所(CEX)に対して分散型取引所(DEX)というものがあります。代表的なDEXは、Uniswap(ユニスワップ)です。
CEXとDEXの最も大きな違いは、仮想通貨取引を一元的に管理/運営する企業の有無です。
DEXの場合、利用者はメタマスクなどのホットウォレットをDEXサイトに接続して仮想通貨取引を実施します。取引はDEXにおける仮想通貨の流動性(取引可能量)の限り、自動で行われます。
取引手数料はCEXと比べると安いですが、必ずしも狙った値段で必要な仮想通貨が購入できるとは限りません。
何か問題が起こった場合でも、自身でトランザクション(取引履歴)をトラッキング(追跡)し、自己解決しなければなりません。
サイト運営に問い合わせても、「取引」が正常に行われているのであれば何も補償はされません。
DEXは自由度や透明性が高いという反面、何があっても自己責任となります。
初心者が仮想通貨取引を始めるなら、 Uniswap(ユニスワップ)のような分散型取引所(DEX)ではなく、コインチェックやbinanceのような中央集権型取引所(CEX)から始めるのが良いでしょう。
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中央集権型取引所(CEX)の今後について
2022年8月時点で、多くの中央集権型取引所(CEX)はメタバース銘柄の取り扱いやNFTマーケットプレイスの実装などを進めています。
NFTビジネスやBCG(ブロックチェーンゲーム)ビジネスなどへの関与はますます強まっていくでしょう。
また、従来の仮想通貨取引ビジネスだけでなく、様々な資産運用なども提供するようになってきました。ステーキングやファーミングだけでなく、クラウドマイニングサービスも大きな注目を集めています。
日本国内のCEXにおいても、NFTやメタバース関連のビジネスを進めているところが多いです。
日本はアニメや漫画などサブカルチャーの発信力が強いので、NFTやBCGといったメタバースビジネスには大きなアドバンテージがあります。
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まとめ 中央集権型取引所(CEX)について
今回は、中央集権型取引所(CEX)について解説しました。
中央集権型取引所(CEX)は、コインチェックやBinanseなどのように中央に企業などの管理者が存在する取引所です。
運営者が利益を得るために手数料などのコストが発生する反面、安心のセキュリティや利用者保護などのメリットがあります。
一方、 分散型取引所(DEX) は Uniswap(ユニスワップ) のような非中央集権的な取引所です。自由で透明性が高い反面、すべては自己責任での利用になります。
初心者が仮想通貨取引を始めるなら、まずはコインチェックのような中央集権型取引所(CEX)が良いでしょう。
以上、中央集権型取引所(CEX)の特徴やメリットについて解説させて頂きました。
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