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【frax share(FXS)とは?】特徴や価格、今後について『初心者向けに仮想通貨を解説』

【frax share(FXS)とは?】特徴や価格、今後について『初心者向けに仮想通貨を解説』

仮想通貨「frax share(FXS)」って、聞いたことはあるけど難しそうでよくわからない…

そんな理由で購入機会を逃し、大きな波に乗れなかったなんてことはありませんか?

この記事ではそんな経験を繰り返さないために、frax shareの特徴や今後の展望を解説します!



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frax share(FXS)とは?

通貨単位FXS
ローンチ2020年11月
発行上限なし
過去最高値6,131.90円(2022年4月3日)
公式サイトhttps://frax.finance/
ホワイトペーパーhttps://docs.frax.finance/v/ja/

Frax Financeは、米ドル、消費者物価指数(CPI)そしてイーサリウム(ETH)にペッグされた3種のステーブルコインを発行するFraxプロトコル、そして、自動マーケットメイカー(AMM)やDeFiプラットフォーム、トークンブリッジの機能を持ったインフラストラクチャを併せ持つエコシステムです。

frax shareはFraxエコシステムを管理するためのプロジェクトであり、「FXS」はそのガバナンストークンです。

frax share(FXS)の特徴

Frax Financeのガバナンストークン

Frax Financeのエコシステムには、中心となる多くのプロトコルが存在します。

  • ステーブルコイン:Fraxステーブルコイン(FRAX)、Frax Price Index (FPI)、FraxEther(frxETH)という3種のステーブルコインの発行
  • Fraxswap:FraxプロトコルのAMM
  • Fraxland:Fraxベースのステーブルコインを融資するDeFiプラットフォーム
  • Fraxferry:Frax発行トークンを他のブロックチェーンに転送するプラットフォーム

frax share(FXS)は手数料、シニョリッジ収益、超過担保価値を、FXS保有者に還元させる、Fraxエコシステムのガバナンストークンです。

FXS保有者はFrax Financeの運営や開発に関する投票に参加することで、プロトコルの発展に貢献することができます。

部分的無担保型ステーブルコイン

Fraxプロトコルは、3種のステーブルコインを発行しており、それぞれペッグされている資産と担保となる資産が異なります。

コイン名(通貨単位)ペッグ資産担保資産
Fraxステーブルコイン(FRAX)米ドルトークン化された米国債
Frax Price Index (FPI)消費者物価指数FRAXおよびFXS
FraxEthe(frxETHイーサリアムイーサリアム

Fraxプロトコルが発行するステーブルコインは、「部分的無担保型ステーブルコイン」と呼ばれています。価値のすべてを別の資産で担保しているわけでなく、価格調整のためにアルゴリズムを採用しているためです。

例えば、FRAXが1ドル以上で取引されている場合に、プロトコルは保証金率を低下させます。逆に、1ドル以下で取引されている場合、保証金率を増加させます。これにより、供給量を増減させてFRAXの価格を安定させているのです。

このシステムによって、価格安定性や発行コストの低下を実現させています。

ステーキングができる

FXS保有者は、ステーキングすることで保有量に応じた下記の報酬を得ることが可能です。

  • 手数料:Frax Financeで発生するトランザクションやプロトコルの利用で発生する手数料の一部を受取ることができる
  • シニョリッジ収入:Frax Financeが担保として預かっている資産に対して発生する利子や報酬の一部を受取ることができる
  • 超過担保価値:担保として預かっている資産の価値が、発行されているFRAXの価値を上回る場合、超過した価値の担保はFXS所有者に配布される

FXSでは、ステーキングだけで、上記のような様々な報酬を受け取ることが可能です。

Frax Financeの公式サイトから簡単に開始可能なので、これを機にステーキングを開始してみてはいかがでしょうか。

frax share(FXS)とビットコインとの違い

FXSとビットコインは、どちらも特定の管理者が存在しない、分散化されたネットワークによって運営されているブロックチェーンですが、多くの点で明確な違いが存在します。

まず、ビットコインはデジタル通貨として存在しており、法定通貨の代替資産として、支払いや価値保存手段として利用されることを目的としています。また、ネットワークに参加して報酬を得るには、マイニングに参加してBTCの新規生成権を獲得しなければなりません。

一方、FXSはFraxプロトコルのガバナンストークンであり、Fraxのエコシステムを管理するために存在します。BTCとは異なり、FXSを所有し、ステーキングに参加すれば、だれでも簡単に報酬を受け取ることが可能です。

BTCは新たなデジタル通貨として、FXSはFraxプロトコルを支えるための仮想通貨として、それぞれ目的と役割をもって存在しています。

frax share(FXS)の今後について

FXSの価値は、Fraxプロトコルが発行するステーブルコインの需要に大きく影響されます。

仮想通貨取引におけるステーブルコインは、価値保存手段や送金など、法定通貨の代替利用として用いられます。よって、FXSの価値向上には、いかなる状況でもステーブルコインの価格を安定指せ続けることがなによりも重要です。

また、ステーブルコインを取り巻く規制当局の動向にも注意が必要です。アメリカでは、2023年6月に米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が、「ステーブルコインの発行・利用には中央銀行による強固な監督が必要」との見解を示し、現行のステーブルコインに対する規制強化の可能性を匂わせています。

FXSの価格動向は、Fraxプロトコルの発展のみならず、法規制の動向にも大きく左右されると考えられるため、最新のニュースを常にチェックしておく必要があるでしょう。

まとめ frax share(FXS)について

規制当局の発言には注意が必要であるものの、仮想通貨需要が増せば、より価格が安定する無担保型ステーブルコインを発行するFraxプロトコルの需要は増し、FXSの価値も向上するでしょう。

この記事を読んで、もしFXSに興味が湧いたなら、是非購入してみてはいかがでしょうか。



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  • この記事を書いた人

長谷川貴光

ファイナンシャルプランナー(FP3)SEOコンサルティング・Webライティングのお仕事も行っています。インデックス投資・米国株投資などの記事作成が可能です。SEO集客や売上アップにお困りの方は、ぜひTKAソリューションにご相談ください! 仮想通貨投資は5年目。仮想通貨の長期積立で時価は倍になりました。投資の始め方や注意点ついて、初心者の方向けにわかりやすく解説していきます。

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