ブロックチェーンエンジニアになりたいけど、どうすればいいかわからない人は多いのではないでしょうか。
どうやったらなれるかわからないと、いつまでもスキルが身につかず、やりがいのある仕事に就けません。
とはいえ、ブロックチェーンエンジニアになるにはどうすれば良いかわかりにくいですよね。
この記事ではブロックチェーンエンジニアになる方法を説明していますので、読み終わった後はブロックチェーンエンジニアのなり方を理解できることでしょう。
ぜひ最後までお読みください。
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ブロックチェーンエンジニアとは?
ブロックチェーンエンジニアとは、ブロックチェーン技術を使って開発するエンジニアのことです。
ブロックチェーンエンジニアと一言でいっても、仕事内容はブロックチェーン自体の開発に携わっていくのか、Dapps(分散型アプリケーション)の開発を行っていくのかによって仕事内容、必要となるスキルは大きく変わってきます。
ブロックチェーンを用いるアプリケーション開発には、イーサリアムのような巨大プラットフォームもあります。
ブロックチェーンを使いこなせるエンジニアがブロックチェーンエンジニアという認識の人、企業は多いことでしょう。
しかしブロックチェーンエンジニアとして身につけるべき技術レベルや知識は、ブロックチェーンそのものの領域が大きいため、一般化するのは難しいのが実情です。
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ブロックチェーンエンジニアになるには?
ブロックチェーンエンジニアになるにはどうすれば良いか解説します。
ブロックチェーンエンジニアになるには?
- ブロックチェーンの基礎を理解する
- 暗号化技術の知識を身につける
- ブロックチェーンに必要な言語を学ぶ
それぞれを解説します。
ブロックチェーンの基礎を理解する
ブロックチェーンエンジニアはブロックチェーンの基礎をしっかり理解することが重要です。
ブロックチェーンを学ぶためのさまざまな書籍が出ていますので、学びたい分野の本を購入し、何度も読み込みましょう。
ブロックチェーン自体の開発を行わない場合でも、ブロックチェーンがどのようなシステムで動いているのかわかっていないと、開発に携わる際に支障が出ます。
ブロックチェーンはビットコインやイーサリアム以外にも数多く存在していますが、まずは代表的なブロックチェーンに触れてみてください。
ブロックチェーンの仕組みはどこがどのように機能しているのかを把握し、基礎用語を理解して身につけたら、まず第一の壁は超えたといえるでしょう。
暗号化技術の知識を身につける
ブロックチェーンエンジニアは暗号化技術の知識の習得が必須です。
ブロックチェーンエンジニアの現場では、ブロックチェーンならではの用語が頻繁にやり取りされており、公開鍵や秘密鍵、ハッシュ関数などといったワードがよく出てきます。
暗号化技術の知識が不十分だと、現場で出てくる言葉の意味がわからずにどんどん置いていかれてしまいます。
暗号化技術に関するワードは聞き慣れていないために難しく考えがちですが、知識が身についているとよく理解できるはずです。
暗号化技術には細かいルールがたくさんあり、最初は苦労するかもしれません。
しかしブロックチェーンの深いところまで理解し、ブロックチェーンエンジニアとして活躍していくためにも、暗号化技術を勉強し、知識を身につけていきましょう。
ブロックチェーンに必要な言語を学ぶ
ブロックチェーンに必要なプログラミング言語はしっかり学ぶようにしてください。
ブロックチェーンはネットワークやセキュリティに関するスキルが重要と思われがちですが、ブロックチェーンエンジニアにもプログラミングの知識は必須であり、もし知識がないなら一から勉強しましょう。
プログラミング言語には低いレイヤー向けの「C」や「C++」、ブロックチェーンとデータベースは深い関わりがあることから「Python」を学ぶのもおすすめです。
ブロックチェーンエンジニアはコードをスラスラ書けるようになる必要はありませんが、ブロックチェーン技術をより深く理解するために、プログラミング言語を習得しておくことはプラスになります。
ブロックチェーンエンジニアの仕事内容
ブロックチェーンエンジニアの仕事内容について解説します。
ブロックチェーンエンジニアの仕事内容
- 仮想通貨に関する開発を行う
- ブロックチェーンを活用した開発を行う
それぞれを解説します。
仮想通貨に関する開発を行う
ブロックチェーンエンジニアの仕事で多いのが、仮想通貨に関する開発です。
仮想通貨取引所や仮想通貨を発行する組織で働き、仮想通貨の売買や新規発行、DeFiの開発を行います。
仮想通貨はボラティリティが大きいため、短期的には高騰と急落の波が激しくなっていますが、NFTの購入やメタバースで使用できる通貨として、今後ますます需要が高まることが期待されています。
仮想通貨などのWeb3分野は大きな注目を集めているものの、世界的に技術者が足りていません。
仕事内容もさまざまですので、高度なスキルを求められるものだけでなく、未経験者向けの求人もたくさんありますので、これから勉強しても十分戦力になれる可能性があります。
ブロックチェーンを活用した開発を行う
ブロックチェーンエンジニアは仮想通貨のような金融分野だけでなく、NFT、トレーサビリティ、ゲームなど非金融の開発の仕事もあります。
NFTのマーケットプレイスで代表的なのが「OpenSea」であり、世界中から数多くの作品が集まってきています。
NFT作品の中には日本円で数百万円、数千万円するものも珍しくなく、NFTは成長がさらに見込まれる分野です。
また、歩いて稼げるMove to Earnゲーム「STEPN」やPlay to Earnゲーム「Axie Infinity」など、世界中でいろいろな種類のブロックチェーンゲームが出てきており、今後は日本国内で作られるブロックチェーンゲームも多くなってくることでしょう。
国内外でブロックチェーンエンジニアのさらなる需要増が期待できます。
まとめ ブロックチェーンエンジニアになるには?
ブロックチェーンはまだ歴史の浅い技術であるため、熟練のブロックチェーンエンジニアは少なく、しっかりとした知識と技術を身につければ、求人市場で有利に働きます。
経験が浅い人もブロックチェーンエンジニアになった例は少なくありません。
ここまで説明してきた内容を参考にして、ブロックチェーンエンジニアになるために突き進んでいってください。