IOSTという仮想通貨を最近知ったけど、
「他の仮想通貨よりも性能が優れているって本当?」
「ビットコインやイーサリアムとの違いは何?」
「IOSTに投資しようと考えているけど、どういったものか詳しく知りたい」
などの考えを持っている方が多くいらっしゃいます。
プロ格闘家である朝倉未来が、IOSTへの投資で口座資産が1億円を超えたと話題にもなりました。
そこで今回はIOSTについて詳しく解説します。
この記事を読めばIOSTにはどういった特徴があるかがわかります。
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この記事でわかること
アイオーエスティー(IOST)とは?
IOSTは、2018年1月にシンガポールのIOST財団が作っているプラットフォーム通貨です。ブロックチェーンを活用したサービスの普及を目指しており、DAppsの開発に力を入れています。
仮想通貨を用いたプラットフォームには、有名なところではイーサリアムがありますが、IOSTはイーサリアムが抱えている課題が解決できると期待されています。
ビットコインが第一世代、イーサリアムが第二世代であり、IOSTは第三世代のパブリックブロックチェーンと呼ばれており、世界的にも注目されている仮想通貨です。
日本でもIOSTの研究が進んでおり、電力取引の管理や医療データの共有プロジェクトにIOSTの技術を用いることが検討されています。
アイオーエスティー(IOST) の価格推移
アイオーエスティー(IOST) のチャートです。
2023年9月現在、直近の価格推移は上記の通りとなっています。
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アイオーエスティー(IOST)の特徴
IOSTには、仮想通貨がこれまで抱えていた課題を解決するための技術を採用しており、ビットコインやイーサリアムとは異なる特徴があります。
- 処理速度が早い
- JavaScriptを採用
- EDSでスケーラビリティを解消
1つずつ詳細に解説します。
処理速度が早い
IOSTは、イーサリアムの課題であった処理速度の問題を解決することを目的の1つとして開発されました。ビットコインやイーサリアムのコンセンサスアルゴリズムはPoW(Proof of Work)が採用されています。PoWは安全性は高いですが、処理速度が低くなり手数料も高くなってしまう欠点があります。
IOSTでは、PoB(Proof of Believability)が採用されており、処理速度が大幅に上がっています。トランザクション件数はイーサリアムが15件/秒、IOSTはなんと8000件/秒と500倍以上もの処理速度になります。速度が改善されたことにより、取引の遅延や手数料の高騰などの課題も改善されていきます。
JavaScriptを採用
IOSTの開発ではJavaScriptと呼ばれるプログラミング言語が使用されています。JavaScriptはWebサイトのアニメーションを作るのに使われたり、スマホのアプリ開発にも使用されたりと、エンジニアにとっては非常になじみのある言語になります。
仮想通貨を用いたアプリの開発には一般的にSolidityと呼ばれるプログラミング言語が使われています。ですが、Solidityはエンジニアの間ではあまりなじみのない言語であり学習コストが上がってしまいます。
JavaScriptを採用しているIOSTなら、Dappsの開発への参入障壁が下がり、様々なアプリが作られることによって、IOSTの新規利用者が増える可能性が高くなります。これから利用者が増加することによって仮想通貨の価値が高くなることも想定されます。
EDSでスケーラビリティを解消
ビットコインやイーサリアムでは、1つのブロックの中に書ける取引量の数が限られており、手数料の高騰や取引処理の遅延などの障害がありました。このような問題をスケーラビリティ問題と呼んでいます。スケーラビリティ問題によって、消費電力も高くなり環境問題にも影響があると言われています。
IOSTではEDS(効率分散型シャーディング)と呼ばれるスケーラビリティ問題を解決するための技術が採用されています。ネットワークを複数のグループに分割し、並列作業を行うことで処理速度を飛躍的に効率化することが可能な技術になります。
IOSTは、EDSとPoBの2つの技術と組み合わせることによって処理の負担が軽減され、手数料も安くなります。消費電力も低くなるので、環境にもやさしい仮想通貨です。
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アイオーエスティー(IOST)とビットコインとの違い
ビットコインは送金や決済の方法として開発されました。仮想通貨を用いずに日本から海外へ送金すると、いくつかの金融機関を経由することになり、そのたびに手数料が重なってしまいます。
しかし、ブロックチェーン技術が活用されているビットコインを利用すれば、1度の取引のみで送金が可能なので手数料を少なくすることが可能です。
一方、IOSTはブロックチェーン技術を用いたアプリやサービスの普及を目指して開発されました。Dappsの開発も盛んに行われており、日本でも積極的にIOSTを採用しようとしている機関もあります。
ビットコインとの違いは、IOSTはプラットフォーム自身が発展していけば、価格が伸びていく可能性があることです。便利なDappsが増えていけば利用者数も増え、IOSTの需要も伸びていくことでしょう。
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アイオーエスティー(IOST)の今後について
アイオーエスティー(IOST) が2018年1月に公開後、性能面が着目され、仮想通貨市場のバブル真っただ中だったこともあり、価値が急激に伸びて一時期14円台になりました。しかし、仮想通貨全体のバブル崩壊によって長らく1円以下の状態が続きました。
アイオーエスティー(IOST) はプラットフォーム通貨であるので、今後人気のあるDappsが充実していけば大きく価値を伸ばす可能性があります。また銀行や証券会社などのサービスを誰でも作成することができるDefi分野にも進出しているので、ますます発展していくことが予想されます。
エアドロップも度々行われており、IOSTを所持していると無料で獲得できるので、最新情報をキャッチしておくと、お得なことが起こるかもしれません。
現在(2022年7月)は2円前後を行き来している状態ですが、プラットフォームの発展とともに今後の動向に期待が高まる仮想通貨です。
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まとめ アイオーエスティー(IOST)について
今回は アイオーエスティー(IOST) について詳しく解説しました。
Iアイオーエスティー(IOST) は
- ビットコインやイーサリアムが抱えていた問題の解決策になり得る
- 処理速度の遅さや手数料の高さへの改善に繋がる
- 日本や世界で開発が盛んである
などの特徴があり、今後とも伸びる可能性が高い仮想通貨です。
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