ビットコインとは？BTCの特徴やメリット・デメリットを超初心者向けにやさしく解説！

『ビットコインって、結局どういうものなの？』

『いまだにビットコインがよくわからない』

そんなお悩みや疑問を抱えている方も多いです。ビットコインってお札や硬貨のように実態がないものだし、なんだかイメージがわからないのですよね。

そこで今回は、超初心者向けにビットコインをわかりやすく解説します。

この記事を読めば、ビットコインのことがわかり、ビットコインの投資を始めることができます。

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この記事でわかること

1 ビットコインとは？
2 ビットコインの仕組み
3 ビットコインのメリット
4 ビットコインのデメリット
5 ビットコインの価格推移
6 ビットコインのよくある質問
7 まとめ　ビットコインについて

ビットコインとは？

ビットコインは、世界で最初に発行された仮想通貨です。

「仮想」の通貨のため、実際に目で現物を確認することはできません。

円、ドル、ユーロのように硬貨、紙幣は存在しないということです。

しかしビットコインは、現金へと換金することができます。

換金する際は、「仮想通貨取引所」を利用します。

初心者におすすめの仮想通貨取引所はコインチェックです。

ビットコインの仕組み

ビットコインは、通貨の発行から取引まで、すべてインターネット上で行われます。

「ブロックチェーン」という技術が活かされており、24時間、世界中から送金が可能です。

本来なら、貨幣や紙幣を流通させる中央銀行のような組織が必要でしたが、ビットコイン（仮想通貨）なら、オンラインでリアルタイムの取引ができます。

ビットコインで取引を始める場合、「仮想通貨取引所」を利用します。

「仮想通貨取引所」については、下記の記事で詳しく解説しています。

ビットコインのメリット

ビットコインのメリットは以下の通りです。

セキュリティが強固で安心
個人間で直接送金ができる
ビットコインが使える場所なら決済可能

それぞれを解説します。

セキュリティが強固で安心

上記で触れましたが、ビットコインは「ブロックチェーン」という技術によって構成されています。

このブロックチェーン技術は、具体的に以下の対策を行っています。

なりすまし
データの改ざん
ハッキング

セキュリティが強固なため、安心してビットコインを保有することができます。

これからビットコインを始める人も、心配なく取引ができるでしょう。

個人間で直接送金ができる

ビットコインには、「ウォレット」と呼ばれる仮想通貨のお財布が存在します。

そのお財布に、直接送金することができます。

通常ですと、遠く離れた人にお金を送る場合、金融機関を通す必要があります。

金融機関を通して送金するとタイムラグが発生し、海外送金の場合は数日かかることもあるでしょう。

しかしビットコインなら、どこにいても迅速に送金することが可能です。

素早く直接送金できるのは、ビットコインの大きなメリットと言えます。

ビットコインが使える場所なら決済可能

ビットコインが使える場所なら、世界中どこにいても決済可能です。

つまり、海外に出かけた場合でも両替が不要になります。

アメリカに旅行しても、ドルへの両替は不要
イギリスに旅行しても、ポンドへの両替は不要
日本に帰国しても、円に替える必要がない

ビットコインは、「発行国」という概念がありません。

そのため、ビットコインが使える場所であれば、どこでも決済可能です。

ビットコインのデメリット

ビットコインの主なデメリットは以下の3つです。

価格の変動が大きい
不正アクセスのリスクがある
決済できるサービスが少ない

それぞれを解説します。

価格の変動が大きい

ビットコインは、通貨価値の動きが激しいことで有名です。

通貨価値の変動が激しいと、安定した取引は難しくなります。

そのため、安定した投資を始めたい人にとってはデメリットになるでしょう。

しかし逆の発想として、「価格の変動が大きい時に、短期的に利益を得る」という考え方もあります。

不正アクセスのリスクがある

ビットコイン自体はブロックチェーンで守られているため、ビットコインを改ざんすることができません。

しかし、取引所がハッキングに合えば、不正アクセスの危険性もあります。ウォレットに脆弱性が見つかる場合もあります。

これからビットコインで投資を始めたい人は、セキュリティ管理がしっかりした取引所を選びましょう。

決済できるサービスが少ない

現在、ビットコインで決済できるサービスはまだ少ないです。

決済サービスを提供している企業はありますが、まだ十分とは言えません。

決済できる範囲は、今後どれほどの企業がビットコインを導入するかで決まってくるでしょう。

ビットコインの価格推移

2023年9月現在、直近の価格推移は上記の通りとなっています。

というわけで、ビットコインの価格推移を年代別で見ていきましょう。

✔：[2009年1月] ビットコインが誕生

この頃は、まだビットコインとしての価値は認められていませんでした。

✔：[2009年10月] 1BTC=0.07円

ビットコインに初めて値が付いたのは2009年10月でした。

この0.07円という価格は、マイニングにかかる電気代から算出されたようです。

✔：[2010年5月] 1BTC=0.2円

2010年5月に、ビットコインで初めての決済が行われます。

アメリカのフロリダ州で、ピザ2枚を1万ビットコインで購入するという出来事がありました。この時のビットコインは、1BTC=0.2円でした。

✔：[2013年] ビットコインバブル到来

ビットコインにとっては、大きな年になりました。

中国の「バイドゥ」がビットコインの決済サービスに参入するなどで、価格が急激に上がりました。

2013年の終わりには、なんと約12万の値をつけることになりました。

✔：[2021年11月] 最高額1BTC=760万円

その後も、ビットコインは価格を変動させながら圧倒的なスピードで成長していきます。

2021年11月には、過去最高額の1BTC=760万円となりました。

驚異的な価格推移を見せてきたビットコインは、世界中の投資家から注目を集めることになり、現在でも人気な仮想通貨の一つです。

✔：[2022年6月] 最高額1BTC=275万円

ビットコインは、ロシアのウクライナ侵攻や世界的なインフレ、利上げなどの影響を受けて、価格が急落しています。

長期的に見れば、それでも右肩上がりですが、急落相場になると怖くなりますよね。

ただ、2018年にもビットコインは急落しました。それでも、ビットコインはまた最高価格を更新しました。上がったり下がったりしながらビットコインは成長していくと思われますので、評価額がマイナスになったとしても手放さない方が良いのではないかと思います。

ちなみに私は2019年にビットコインなどを手放してしまい、その後2021年にビットコインが急上昇しましたので、ものすごく後悔したという経験があります。

ビットコインのよくある質問

ビットコインとは何ですか？分かりやすく教えてください。

ビットコインとは、世界で初めて発行された仮想通貨です。

「仮想」の「通貨」ですので、手にとって現物を確認することはできません。円やドルのように、実物の硬貨、紙幣は存在しないということです。

また、ビットコインにも単位があり、1円と同じように1BTCと表記されます。

ビットコインはどうやって儲けるのですか？

ビットコインは仮想通貨取引所で購入することができます。仮想通貨投資で利益を得る方法は「現物取引」が一般的です。「安くなった時に買い、高くなったら売る」この流れがビットコインの基本的な取引となります。

買った値段よりも市場価格が上がったタイミングで売れば、利益を出すことができます。

また、レバレッジ取引を利用することでも、利益を得ることができます。

レバレッジ取引とは、口座に預けたお金を担保に、最大2倍の金額で取引ができる投資法です。仮想通貨FXともいいます。
レバレッジ取引では、自分の資金の倍以上の金額を運用できます。口座にある証拠金5万円で、10万円の取引が可能ということです。
大きな金額を運用すれば、大きな利益を得ることができます。

ただし、レバレッジ取引はリスクが大きくなるため、初心者にはおすすめしません。

ビットコインは誰でも購入できますか？

ビットコインは誰でも購入可能です。しかし、仮想通貨取引所によっては、年齢制限がある場合があります。

例えば、コインチェックでは口座を開設するのに、「20歳以上75歳以下」の制限があります。

ビットフライヤーでは、18歳未満のアカウント作成はできません。

また、口座開設には本人確認書類の提出が必要です。

ビットコインはいくらから購入できますか。

コインチェックでは500円から購入できます。ビットフライヤーでは1円から購入できます。

取引所によって異なりますので、取引所ごとに確認しておきましょう。

ビットコインの売買手数料はいくらですか。

ビットコインに必要な手数料をまとめました。

・販売所取引手数料・取引所取引手数料・送金手数料

ビットコインは取引所で購入する必要があり、購入する時、送金する時に手数料が発生します。販売所で取引した場合の手数料は、多くの取引所で無料となっています。

しかし、「スプレッド」というものが存在し、手数料と同じようなコストが発生します。

スプレッドとはｍビットコインを買った時と売却した時の差額です。このスプレッドが実質的な手数料となっています。

取引所では、スプレッドが手数料の役割を果たす場合があります。また、この「スプレッド」は日々変動しています。売買手数料に関わることがあるので、注意して変動を確認しましょう。

ビットコインの将来性を教えてください。

ビットコインは、今後も上昇していくと考えられています。理由としては、前向きな意見を発表している専門家が多いからです。

「10年以内にビットコインの価格が10万ドルを超える」とコメントしている専門家もいます。
ビットコインの価値は、今後も上がっていく可能性があります。

ビットコインは危険ですか？

ビットコイン自体のセキュリティは強固で安全です。しかし、利用する取引所とウォレットには注意が必要でしょう。

✔：取引所のハッキング事件

過去に、仮想通貨取引所がハッキングされ、暗号資産が流出した事件が多々ありました。ビットコインで投資を始める前に、どの取引所が安全なのか、確認しておくべきでしょう。
✔：ホットウォレットの危険性

インターネットに接続された仮想通貨のお財布を「ホットウォレット」と呼びます。仮想通貨を管理するウォレットは、インターネットと繋がっているため、ハッキングの危険性があります。過去の大規模なハッキングも、ホットウォレットで発生しました。投資を始める前に、ホットウォレットのデメリットも理解しておきましょう。

ビットコイン（BTC）と暗号資産（仮想通貨）は同じ意味ですか？

ビットコインは暗号資産ですので、同じ意味です。

✔：暗号資産について

暗号資産とは、インターネットで取引が可能な通貨。

代表的な暗号資産は下記のとおり。

・ビットコイン

・イーサリアム

・リップル

ビットコインは暗号資産の代表格です。暗号資産の1つがビットコインです。

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・イーサリアム・イーサリアムクラシック・リップル・ライトコイン・モナコイン
上記のような、ビットコイン以外の通貨をアルトコインと呼びます。
✔：ビットコインとアルトコインの違いビットコインの大きな機能は、決済できることです。
対して、アルトコインは、暗号資産によって異なりますが、決済機能だけでなくプラットフォームとして利用したり、独自のアプリを保有しているものまで存在します。
また価格の違いもあり、アルトコインはビットコインよりも安価に購入することが可能です。

ビットコイン・ネットワークをコントロールしているのは誰ですか？

ビットコインは、コンピューターのネットワーク上で管理されています。国家や、企業がコントロールしている訳ではありません。
通貨の発行から、取引の情報まで、ネットワーク上に分散して保存されています。
特定の組織にコントロールされるのではなく、インターネット上の大きな取引台帳のようなもので管理されています。