『チェーンリンク(LINK)って、どんな仮想通貨なの?』
『チェーンリンク(LINK) の今後の見通しは?』
そんな疑問を抱えている方も多いです。仮想通貨って、いろいろ種類があってわかりにくいですよね。
そこで今回はチェーンリンク(LINK)の概要や特徴などを仮想通貨(暗号資産)初心者の方も、わかりやすく解説していきます。
チェーンリンク(LINK)への理解を深めていただけたら幸いです。
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この記事でわかること
チェーンリンク(LINK)とは?
チェーンリンク(LINK)は実社会の様々なデータやサービスをブロックチェーン技術と連携させるシステムであり、 そのネットワーク上での支払いに使われるトークンがLINKです。
チェーンリンク(LINK) プロジェクトを支援するノードオペレーターにはLINKという仮想通貨(暗号資産)が支払われます。
LINKは市場での取引が可能となっています。
LINKは2022年5月に$16まで上昇しました。その後に価格は落ち着き、現在は$6程度で推移しています。
開発はブロックチェーン事業を行っているスマートコントラクト社が進めています。
LINKはトランザクションの同意形成(コンセンサスアルゴリズム)にPoW(Proof of Work)が採用されています。
ブロックチェーン
仮想通貨(暗号資産)の取引結果をチェーンのようにつないだものです。
分散型台帳と言われており、改ざんする場合は過去の取引全てを変更する必要があります。
そのため、ブロックチェーンの改ざんは事実上不可能と言われています。
トランザクション
仮想通貨(暗号資産)は計算によって取引が成立していきます。
その取引結果、計算結果をトランザクションと言います。
PoW(Proof of Work)
仮想通貨(暗号資産)取引は計算で行われます。
その計算を行うことをPoWと言います。
PoWの報酬としてチェーンリンク(LINK)の場合はLINKが支払われます。
ノードオペレーター
PoW(Proof of Work)を実行してくれる人です。
PCにソフトをダウンロードして参加します。
仮想通貨を採掘するという意味で、マイナーとも呼ばれます。
チェーンリンクの価格推移
チェーンリンクのチャートです。
2023年9月現在、直近の価格推移は上記の通りとなっています。
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チェーンリンク(LINK)の特徴
チェーンリンク(LINK)の特徴は3つのリンクで解説します。
- 実社会のデータ/サービスとリンク
- SWIFTとリンク
- 異なるブロックチェーンをリンク
1.実社会のデータ/サービスとリンク
チェーンリンク(LINK)は実社会のデータやサービスにブロックチェーン技術を組み込んでいきます。
すでにGoogleCloudや様々なDeFi(分散型金融)と連携をしています。NFTゲームやNFTアートなどもチェーンリンク(LINK)のシステムを利用してプロジェクトを進めています。
DeFi(分散型金融)
銀行などと異なり、管理者が決済を管理しない金融システムです。
ユーザーは仮想通貨(暗号資産)を保有するウォレットをDeFiに接続して、個人の責任で金融システムを利用することになります。
NFT
NFT(Non-Fungible Token)は非代替性トークンと言われる暗号資産です。
ブロックチェーン技術を使用してデジタル資産などに所有権を発生させます。
NFTの形態として画像や映像、音楽などがあります。
最近はゲームキャラクターやアイテムなどにNFTが使用されており、そのような仕様のゲームを特にNFTゲーム、ブロックチェーンゲーム(BCG)と呼びます。
2.SWIFTとリンク
SWIFTは世界中の銀行が参加する組織であり、国際送金システムを提供しています。
銀行を使った国際送金は手数料が高い、時間がかかるなど不便があります。
2016年にチェーンリンク(LINK)はSWIFTと提携を結びました。
SWIFTはチェーンリンク(LINK)とブロックチェーン技術を使い、既存の国際送金システムの問題点を解決していきます。
3.異なるブロックチェーンをリンク
チェーンリンク(LINK)は異なるブロックチェーンをつないでいきます(クロスチェーン)。
イーサリアムネットワークとビットコインのブロックチェーンをつなぐことも可能となります。
2022年6月にはソラナネットワークに価格フィード(市場価格のアップデート機能)を提供しました。ソラナはイーサリアムとの互換性はありません。異なるネットワーク間をつなぐチェーンリンク(LINK)のシステムは益々ニーズが高まっていくでしょう。
ネットワーク
暗号資産取引にはブロックチェーンネットワークを使用します。
ブロックチェーンネットワークにはいくつか種類があり、イーサリアムネットワーク、バイナンススマートチェーン、ソラナネットワークなどが有名です。
異なるネットワーク間での取引は通常ブロックチェーンでたどることはできません。
異なるブロックチェーンをつなげる仕組みを持つのが、 チェーンリンク(LINK) なのです。
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チェーンリンク(LINK)とビットコインとの違い
チェーンリンク(LINK)とビットコインは仮想通貨(暗号資産)というカテゴリーでは同じです。
しかし、ビットコインが送金機能に特化しているのに対し、チェーンリンク(LINK)は様々な外部データ/サービスとリンク(連携)させる機能に特化しています。
また、BTCとLINKでは送金速度が異なります。BTCは送金に数十分程度かかりますが、LINKは数分で済みます。
時価総額はビットコインが4,000億ドル以上なのに対し、チェーンリンク(LINK)は30億ドル程度となっています。
チェーンリンク(LINK)はこれから既存の商用/行政などのサービスにリンクすることによってまだまだ伸びしろがありそうです。
送金速度
各仮想通貨(暗号資産)の送金速度、取引速度は異なります。
特に送金速度にこだわった仮想通貨(暗号資産)としてLINKの他にXRP(リップル)があります。
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チェーンリンク(LINK)の今後について
すでにGoogleやなどとの連携、SWIFTとの国際送金システムなどのサポート、DeFi(分散型金融)などでチェーンリンク(LINK)は存在感を発揮しています。
チェーンリンク(LINK)が仮想通貨(暗号資産)の送金システムをアップデートするものであることは間違いありません。国際送金は益々スピーディーに低コストで行われるようになるでしょう。
また、外部データやサービスをブロックチェーン技術でサポートしていく分野では商用サービスのみならず、行政システムや環境保護システムなどに広がっていく可能性があります。
改ざんすることのできないコントラクト(やり取り/契約)がチェーンリンク(LINK)によって普及していきます。
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まとめ チェーンリンク(LINK)について
今回はチェーンリンク(LINK)の概要ついて解説しました。
チェーンリンク(LINK)が様々なデータやサービスをつなぐ(リンク)します。そして、LINKはチェーンリンクシステム支援者に支払われるトークンのこと。
チェーンリンク(LINK)の今後の展望に期待できそうだと感じたら、まずは少額からLINKを購入してみましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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