KAVAは独自のDeFiプラットフォームのネイティブトークンで、リップル社が出資していることでも注目の仮想通貨です。
この記事を読むと、
- Kava(KAVA)の特徴
- KAVAとビットコインの違い
- KAVAの将来性
がわかります。
2019年10月にBINANCEのIEOで上場を果たした期待の銘柄KAVAの特徴や今後の見通しについて、仮想通貨の知識に不安をお持ちの初心者にもわかりやすく解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
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この記事でわかること
Kava(KAVA)とは?
< Kava(KAVA) 基本情報>
仮想通貨名称 | Kava |
---|---|
ティッカーシンボル | KAVA |
現在の価格(2023年2月現在) | 123.83円 |
時価総額(2023年2現在) | 51,397,209,936円 |
公式サイト | https://www.kava.io/ |
https://twitter.com/KAVA_CHAIN | |
Discord | https://discord.com/invite/q6QuanE4bx |
KAVAは「Kava Labs」社によって開発され、大手BINANCEに上場したことでDeFi関連銘柄のなかで注目を集めました。ローンチ時のプライベートセールにはリップル社も出資しています。
価格は2021年8月の高騰時には千円付近を付けました。
KAVAは数あるDeFiプラットフォームのなかでも「分散型融資」が受けられるプラットフォームとして存在感があるプロジェクトです。
イーサリアムとCosmosを融合した「Co-Chain」というネットワークをベースにしていることが特徴で、複数銘柄の仮想通貨を担保に借り入れができることで独自のポジションを築いています。
KAVAは国内取引所には未上場で、購入できるのは海外取引所のみになります。
Kava(KAVA)の価格推移
Kava(KAVA) のチャートです。
2023年9月現在、直近の価格推移は上記の通りとなっています。
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Kava(KAVA)の3つの特徴
仮想通貨KAVAの特徴を、3つのポイントから明らかにしましょう。
- 仮想通貨を担保にUSDXを借り入れできる
- クロスチェーンに対応している
- リップル社が出資している
それぞれを解説します。
仮想通貨を担保にUSDXを借り入れできる
KAVAは仮想通貨で借り入れや貸し付けができる分散型融資プラットフォームです。
ユーザーは、KAVAが独自発行しているステーブルコインUSDXをプラットフォームで借り入れることができます。
具体的なステップとして、ユーザーはKAVAのプラットフォーム上でXRP(リップル)やビットコインなどの仮想通貨を担保としてロックします。するとUSDXが借り入れられます。
ユーザーにとっては、借りたUSDXを元手にすればレバレッジを効かせてほかの仮想通貨へ投資できるメリットがあります。
また、USDXを貸し付ければKAVAを報酬として獲得できるメリットもあります。
高利回りを期待したいユーザーにとって魅力あるDeFiプラットフォームがKAVAです。
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クロスチェーンに対応している
KAVAは独自に開発した「Co-Chain」によってクロスチェーンに対応できる点で、多くのDeFiプロジェクトのなかで独自のポジションを築いています。
大抵のDeFiではイーサリアムベースのトークン(ERC20)しか使えません。
一方で、KAVAはイーサリアムとCosmosブロックチェーンを融合した「Co-Chain」によって、ビットコインやXRP、BNBなどの保有者もサービスを利用できます。イーサリアムのスケーラビリティ問題の解消も期待されているチェーンです。
独自の通貨スワップウォレット「Switch」を利用すれば、ユーザー間での仮想通貨のスワップや、異なるブロックチェーン上にある資産の移動もかんたんにできます。
ユーザーの使い勝手を追究しているプラットフォームとして評価できるでしょう。
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リップル社が出資している
KAVAには仮想通貨の主要銘柄XRPのリップル社がパートナーとして出資しています。
XRPは国内の取引所にも上場していて時価総額でも上位にランクインする人気銘柄です。SWIFTに代わる国際送金ソリューションとして開発され、高速で低コストな、いわゆるブリッジ通貨(たとえば円とドルの「橋渡し役」となる通貨)として期待を集めました。SBIホールディングスなど大手金融機関が提携していることでも存在感があります。
KAVAのステーブルコインUSDXはリップル(XRP)をはじめとする仮想通貨を裏付け資産として設計されています。
ブロックチェーン企業の大手リップル社の支援を受けたプロジェクトとして一定の信頼が置けます。
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Kava(KAVA)とビットコインとの違い
KAVAとビットコインの違いをみていきましょう。
ビットコインは2009年に発表された最初の仮想通貨です。サトシ・ナカモトなる謎の人物による論文に可能性を感じた有志の開発者たちによって、ブロックチェーン技術やビットコインが実現化されました。
従来の中央集権的な金融システムの在り方を変えるテクノロジーとして期待されたためです。ビットコインには運営企業もなければ独自のプラットフォームもありません。現在では「デジタル・ゴールド」として仮想通貨の代表的な投資先ともなっています。
KAVAはKava Labs社によって運営されています。独自のDeFiプラットフォームを開発したことから、トークンに価値が付いています。
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Kava(KAVA)の今後について
KAVAの将来性をみていきましょう。
注目しておきたいポイントが2つあります。
1つ目は競合の存在です。
DeFiプロジェクトは無数にあるうえ、KAVAに似たプロジェクトにはMakerDAOがあります。MakerDAOのステーブルコインDAIは市場でも存在感があります。
KAVAが優位性を保てるかどうかは今後の開発状況にかかっているでしょう。
2つ目はコインのインフレリスクです。
KAVAは、バーン(焼却)によって希少性を保つ設計であるものの、市場の総供給量は次第に増えていく設計の仮想通貨です。インフレリスクにも着目しておいた方がよいでしょう。
BINANCEやリップル社からも一定の評価を受けたKAVAは、将来性が期待されています。上記ニュースに気をつけながら投資をしてみるのもおもしろい銘柄です。
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まとめ Kava(KAVA)の特徴や将来性について
KAVAは複数の仮想通貨を担保にして借り入れができるDeFiプラットフォームで、DeFiへの期待の高まりとともに注目を集めています。
KAVAは海外取引所でしか購入できませんので、まずは国内取引所に口座開設して元手となるビットコインなどの仮想通貨を手に入れましょう。