CAKE(ケーキ)は、高利回りが期待できる人気のDEX(分散型取引所)・PancakeSwap(パンケーキスワップ)のネイティブトークンです。
この記事を読むと、
- CAKEの特徴とは?
- CAKEの人気の理由
- CAKEの将来性
仮想通貨CAKEの投資に失敗したくない初心者にもわかりやすく解説しますので、ぜひ最後までお付き合いください。
CAKEはもちろん、投資対象として取引所で購入し保有することもできる仮想通貨です。
CAKEが購入できるのはBINANCEなど海外取引所のみになります。
まずは国内取引所に口座開設し、ビットコインなどの仮想通貨を購入し海外取引所に送金すると購入できます。
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この記事でわかること
PancakeSwap (CAKE)とは?
< PancakeSwap (CAKE) の基本情報>
仮想通貨名称 | CAKE(ケーキ) |
ティッカーシンボル | CAKE |
現在の価格(2023年2月現在) | 599.27円 |
時価総額(2023年2月現在) | 99,118,233,643円 |
公式サイト | https://pancakeswap.finance/ |
2020年9月に大手海外取引所BINANCEのBNBチェーン上でローンチしたPancakeSwap。エコシステムの中核であるCAKEの将来性をみていきましょう。
PancakeSwapは「AMM形式」のDEX(分散型取引所)です。
DEXには「オーダーブック(板取引)形式」もありますが、「AMM(自動マーケットメイク)形式」が主流です。
PancakeSwapはBINANCEが開発したBNBチェーン上に展開されています。
CAKEはPancakeSwapを利用するユーザーが獲得したり増やしたりすることができるように設計されているトークンです。
PancakeSwap (CAKE) の価格推移
PancakeSwap (CAKE) のチャートです。
2023年9月現在、直近の価格推移は上記の通りとなっています。
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PancakeSwap (CAKE)の特徴
PancakeSwap (CAKE)の主な特徴は以下の3つです。
- PancakeSwapのガバナンストークン
- ステーキングやイールドファーミングで得られる
- 宝くじができる
それぞれを解説します。
PancakeSwapのガバナンストークン
CAKEはPancakeSwapのガバナンストークンとなっています。
ガバナンストークン: DAO(分散型自律組織)の運営に対する議決権を保有者に付与するトークン。 |
AMMのDEXとして先にヒットしたSushiSwapでもガバナンストークンが導入されています。
ガバナンストークンを持っていれば、コミュニティでなんらかの決定事項がある際に、投票や変更、提案に参加できます。一般的に保有量が決定権に影響します。
自己利益に直結するコミュニティの方向性に対する投票権ですので、獲得がユーザーにとってのインセンティブになります。
PancakeSwapでは当初別のトークンがガバナンストークンとして機能していましたが、脆弱性が見つかったためCAKEに機能が統合された経緯があります。
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ステーキングやイールドファーミングで得られる
一般的にDEXは高利回りのため注目を集めています。
「流動性を提供」し仮想通貨を預け入れたり、貸し出したりすることで、対価として仮想通貨を受け取れます。
CAKEはPancakeSwapを利用することで獲得したり増やしたりできます。
PancakeSwapでは、通貨ペアを預け入れたユーザーは流動性を提供した対価として手数料収入「LPトークン」を得ます。
LPトークンをステーキングするとCAKEが収穫できるサービスが「イールドファーミング」。
CAKEを「Syrup Pools」で「ステーキング」すればさらに報酬としてCAKEを獲得できます。
PancakeSwapでは、イールドファーミングやステーキングによってCAKEを増やし、資産を増やしていくことが可能なのです。ローンチ以来、高利回りを狙うユーザーを集めています。
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宝くじができる
数あるDEXのなかでもPancakeSwapにユニークな機能が「Lottery」です。
これはいわゆる宝くじのサービスで、CAKEを消費することで参加できます。参加費は1CAKEです。
当選すれば「Lotteryプール」に溜まっているCAKEが獲得できる仕組みです。
ちょっとしたお楽しみであると同時に、資産を増やしたいユーザーにとって魅力的なサービスとなっています。
ほかのDEXと差別化を図る魅力的なサービスを展開できるかどうかが、PancakeSwap存続のキーとなります。ユーザーを惹きつけ、CAKEの価値を高める施策として展開されている独自サービスのひとつのが「Lottery」になります。
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PancakeSwap (CAKE)とビットコインとの違い
CAKEの特徴を、ビットコインと比べることで明らかにしてみましょう。
CAKEはPancakeSwap(DEX)があることで価値が発揮される仮想通貨ですが、ビットコインはそうではありません。
ビットコインは、そもそも銀行などの中央集権的な金融システムに対するアンチテーゼとして構想されたブロックチェーンの最初の仮想通貨ですが、DEXなどのプラットフォームはありません。
インターネットに接続できるだれもが即時にかんたんに送受金できる透明性の高さが特徴です。
ビットコインは現在では法定通貨として採用する新興国もあるほか「デジタル・ゴールド」と呼ばれるほど「資産を保全しておく手段」として定着してきています。従来の株や債券と同じく、投資先として最初に挙がる仮想通貨です。
ビットコインはCAKEのようにコミュニティを持たずとも、歴史ある仮想通貨として存続するでしょう。
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PancakeSwap (CAKE)の今後について
CAKEに将来性はあるのでしょうか。
過去の価格推移として、CAKEは2021年春には4,000円台をつけるバブルがありました。
今後CAKEの価格決定を左右するのは、仮想通貨の市場全体の動向はもちろんのこと、数あるDEXのなかで差別化を図るため、以下の3つのポイントが重要になるでしょう。
- 手数料
- 利回り
- DEXの発展
手数料
BNBチェーン上で展開されているPancakeSwapは手数料が安いメリットがあります。大手取引所BINANCEの経済圏に入っていることは一定の魅力でしょう。
イーサリアムの手数料が高騰した場合にはイーサリアムネットワーク上で利用されるDEX(UniswapやSushiSwapなどが有名)に対して優位性が高まります。イーサリアムもアップデートを繰り返していますので動向が注目されます。
利回り
流動性を高めるために、ステーキングのインセンティブ強化やCAKEの希少性を高める施策が次々と展開されていけば、コミュニティが拡大し、CAKEの価値も高まります。ロードマップの更新を確認しましょう。
DEXの発展
DEX全体の取引量の動向にも着目していきましょう。「分散型金融」は中央の管理を受けないため魅力あるサービスであると同時に、セキュリティリスクや政府の規制によっても影響を受ける点に注意が必要です。投資は余剰資金で行いましょう。
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まとめ PancakeSwap (CAKE)について
CAKEは人気のDEX・PancakeSwapのガバナンストークンです。将来性を期待して投資したい場合は海外取引所でのみ購入ができます。
まずは国内取引所に口座開設し、ビットコインなど通貨を購入するところから準備していきましょう。
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