『IOTA(アイオタ/MIOTA)って、どんな仮想通貨なのだろう?』
そんな疑問をお持ちの方のために、IOTA(アイオタ/MIOTA)を解説していきます。
さまざまな仮想通貨が発行される中、IOTに特化したIOTA(アイオタ)が注目されています。社会インフラとなる可能性のあるIOTAについて今のうちに知っておきたいですよね。
今回は初心者向けにIOTAの特徴や今後について詳しく解説していきます!
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この記事でわかること
IOTA(アイオタ/MIOTA)とは?
IOTA(アイオタ/MIOTA) 公式サイト:https://www.iota.org/
IOTAは、IoT(Internet of Things)社会の実現を目指すために開発されたプロジェクトです。IoTとは、さまざまなモノ(家電・車など)とインターネットをつないで、互いに情報を好感する仕組みをいいます。
2022年12月時点で、時価総額ランキングは66位。価格は28.61円。2021年12月には170円をつけていましたが、仮想通貨市場全体の下落に引っ張られるかたちで下落しました。今後、Iot市場は拡大していくとみられており、手を出しやすい価格だといえます。
日本や世界の大企業と提携しており将来性が期待される仮想通貨です。より便利なIoT社会に向かうことは間違いなくIOTAも広がりをみせることでしょう。
IOTA(アイオタ/MIOTA)の価格推移
IOTA(アイオタ/MIOTA)のチャートです。
2023年9月現在、直近の価格推移は上記の通りとなっています。
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IOTA(アイオタ/MIOTA)の特徴
IOTA(アイオタ/MIOTA)の主な特徴は以下の3つです。
- IoTでの活用が期待されている
- 独自の分散型台帳システムを採用
- 非営利団体が運営している
それぞれを解説します。
IoTでの活用が期待されている
IOTAは、IoT社会の実現やIoTに関連するセキュリティの強化を目的として立ち上がったプロジェクトです。インターネットを介して、あらゆるモノをネットで繋ぐ仕組みのため、セキュリティの面で脆弱性が懸念されています。
そのような問題点を解決するために、分散型台帳の仕組みを使ってIoT社会の実現を可能とするのがIOTAのプロジェクトです。接続されたデバイスは、安全かつ効率的にデータ転送やトランザクションの記録・実行をすることができます。
すでに、ネットを前提として家電や車など、スマートフォンで操作できる商品が数多く発売されています。今後、IoTはさらに広まると考えられており、それに伴いIOTAの需要も高まることと思います。
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独自の分散型台帳システムを採用
ビットコインなどが用いるブロックチェーン技術ではなく、独自の「Tangle」という分散型台帳システムを使用。分散型台帳によるデータの改ざんを防止し、透明性の高いシステム構築を実現します。また、ブロックチェーン技術では不可能なメリットを持つのが特徴です。
また、ブロックチェーンでは必要だったマイニングといった作業がIOTAでは必要ありません。マイニングは取引を利用者同士が承認する仕組みをいいます。マイニングに使用する処理キャパシティを削減したことで取引手数料を抑えることができます。
創業者曰く「ブロックチェーン技術よりもスケーラビリティに優れ、安価な手数料を実現する」とされています。
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非営利団体が運営している
IOTAは、非営利団体の「IOTA財団」が運営しています。非営利団体といっても、運営委員会と監査役会、諮問委員会が設置されており、営利目的の会社と遜色のないガバナンス体制をとっています。
資金調達は、公的機関からの研究開発助成金やIOTAトークンの発行によります。また、スタートアップ支援会社との提携により技術面だけでなく資金調達面に関しても援助してもらうことがあります。
IOTAは、過去にスタートアップ支援会社Novaと提携し、創業初期の資金を提供受けました。
非営利で、無料かつオープンソース化されており信頼できる仮想通貨だといえます。
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IOTA(アイオタ/MIOTA)とビットコインとの違い
前述した通り、ビットコインがブロックチェーン技術を使用した仮想通貨であるのに対して、IOTAは、「Tangle」という分散型台帳システムを用います。
マイナー(マイニングする人、取引を承認する人)の存在が必要なくなったことで、取引速度が向上し手数料が安くなりました。代わりに、利用者同士で取引の承認を行います。IOTAはTangleにより全ての人に自由に使えるシステムを構築しています。
端的にいうと「Tangle」は「ブロックチェーンのブロック抜き、チェーンだけ」といわれます。IOTA財団によれば、ブロックチェーン技術よりも安全でエネルギー効率に優れている、とのことです。
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IOTA(アイオタ/MIOTA)の今後について
IOTAは、日本だけでなく世界中の有力な企業と提携しています。例えば、富士通やフォルクスワーゲン社、マイクロソフト社といった誰もが知る大会社と提携・協力し開発を進行しています。
ここに挙げた企業は一例にすぎず、台北市などの都市や国連機関といった公的な機関もIOTAの技術を採用しています。国際的に信頼できる機関とのつながりをすでに持っていることはIOTAの強みです。
すでにIoT化された生活を実感ができますが、今後私たちの生活に不可欠なレベルにまで拡大していくかで、IOTAの価格が変動していくことでしょう。
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まとめ IOTA(アイオタ/MIOTA)について
IoT社会の実現を目指したIOTAのプロジェクトには、すでに多くの大企業が共感しています。
IoT化はほとんど確実に進んでいくと思われますので、IOTAトークンの今後の動向に注目しておいて損はないと思います!
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