「クアント(Quant/QNT)」って聞いたことがあるけど、どんな仮想通貨だろうか?
いつまでも仮想通貨の波に乗れなくて悩んでいる方、いるのではないのでしょうか?
仮想通貨を買ってみたいと思っても、なんだか怖くて一歩踏み出せないですよね。
ここでは初心者の方に向けて、クアント(Quant/QNT)の特徴をわかりやすく説明します。
この記事を読めば、クアント(Quant/QNT)の強みや今後の可能性がわかります。
なお、国内取引所で取り扱いのない仮想通貨を購入するには、コインチェックなどの国内取引所で仮想通貨を購入し、バイナンスなどの海外取引所に送金して、購入することができます。
初めて仮想通貨取引を始めるなら
コインチェック公式サイト
最短5分のカンタン申込み
安全・安心の国内取引所
この記事でわかること
クアント(Quant/QNT)とは?
クアント(Quant/QNT) 公式サイト | https://quant.network/ |
クアント(Quant/QNT)は異なるブロックチェーンを繋ぎ、相互運用性を高めるためのプロジェクトです。2018年にGilbert Verdian氏によって設立されました。
クアントのプラットフォームを利用し、ブロックチェーンをインターネットと接続すれば、複数のブロックチェーン同士を接続することができます。
それぞれのブロックチェーンが持つ特性を組み合わせることにより、ブロックチェーンが直面している問題を解決できるプロジェクトとして期待されています。
クアント(Quant/QNT)の価格推移
クアント(Quant/QNT) のチャートです。
2023年9月現在、直近の価格推移は上記の通りとなっています。
<<あわせて読みたい>>
【ブロックチェーンとは?】特徴やメリットについて『初心者向けに仮想通貨用語を解説』
クアント(Quant/QNT)の特徴
クアント(Quant/QNT)の主な特徴は以下の3つです。
- Openledgerでブロックチェーンをつなげられる
- マルチアプリケーションが構築できる
- 有名企業とパートナー契約を締結
それぞれを解説します。
Openledgerでブロックチェーンをつなげられる
クアント(Quant/QNT)は独自開発されたOpenledgerというOSを利用しています。それにより複数のブロックチェーンを繋いで、シームレスな通信ができるようになりました。
従来は取引所を経由して仮想通貨を交換するため手間がかかっていましたが、Openledger機能により、直接の取引が可能になりました。
加えて、OpenledgerはAPIゲートウェイ(APIの管理や実行を容易にするしくみ)なので、アプリの開発にブロックチェーンの専門知識を必要としないのも大きな利点です。
<<あわせて読みたい>>
【ブロックチェーンエンジニアになるには?】必要なスキルやなり方を解説
マルチアプリケーションが構築できる
Openledge機能を利用すると、マルチアプリケーション(MApps)の開発が可能です。
マルチアプリケーションとは複数のブロックチェーン上に展開できるアプリのことで、それぞれのブロックチェーンの特性を活かしたアプリ開発ができます。
クアントはすでにビットコインやイーサリアム、リップル、ステラ、EOS、IOTAなどの仮想通貨と連携しています。
例えばスマートコントラクトに対応していないビットコインのブロックチェーンでもイーサリアムのブロックチェーンとつなげることで、スマートコントラクトに対応できるようになります。
Openledger機能を利用するには、クアント(QNT)を購入してライセンス料を支払う必要があります。
<<あわせて読みたい>>
【スマートコントラクトとは?】特徴やメリットについて『初心者向けに仮想通貨用語を解説』
有名企業とパートナー契約を締結
クアント(Quant/QNT)は複数のグローバル企業とパートナー契約を締結しています。
2019年3月にはAmazonのクラウドサービスであるAWSと提携しています。このため、AWSのユーザーはOpenledgerを利用したブロックチェーン連携システムを利用できるようになりました。
他にもLACChain、Nexi Group、ORACLEとも提携し、Openledger機能による相互運用性を提供しています。
<<あわせて読みたい>>
【DAppsとは?】(分散型アプリ)特徴やメリットについて『初心者向けにわかりやすく解説』
クアント(Quant/QNT)とビットコインとの違い
クアント(Quant/QNT)はビットコインとはどう違うの?という疑問にお答えします。
まずクアントはOpenledger機能を利用した、マルチアプリケーション(MApps)の開発ができる、という点が挙げられます。
クアントの特徴の一つとして前述しましたが、複数のブロックチェーンの特性を組み合わせたアプリを作ることができます。
次に、国内取引所での取り扱いがあるか否かです。
クアントは2022年12月現在、国内取引所での取り扱いがないため、海外の取引所で購入する必要があります。
国内取引所で口座を開設、海外取引所に送金して取引を行うことでクアントを購入できます。
<<あわせて読みたい>>
【バイナンス(Binance)とは?】特徴やメリットについて『初心者向けに仮想通貨取引所を解説』
クアント(Quant/QNT)の今後について
クアント(Quant/QNT)はすでに複数の大企業とも提携しており、公式サイトやTwitterでも積極的に情報発信を行っています。
今後のビジョンや活動内容が明示されているため、プロジェクトが中止する可能性も低いでしょう。
現在は国内取引所での取り扱いがないため、今後上場した際クアントの価格上昇につながります。
クアントの特徴であるマルチアプリケーション(MApps)は、難解なプログラミング言語が必要でないため、アプリ開発に容易に携わることができます。
そのため、Dappsのプロジェクトより普及しやすいでしょう。
<<あわせて読みたい>>
【Web3とは?】特徴やメリットについて『初心者向けに仮想通貨用語を解説』
まとめ クアント(Quant/QNT)について
今回はクアント(Quant/QNT)について解説しました。
クアントは異なるブロックチェーンの連携をサポートし、他の仮想通貨が抱えている問題を解決できると注目を集めているプロジェクトです。
今後Mappsの利用者が増加し、価格が上昇する前に押さえておきたい仮想通貨の一つです。クアント(Quant/QNT)を購入するには、Coincheckなどの国内取引所で仮想通貨を購入し、Binanceなどの海外取引所に送金して取引する方法があります。