バイビットって聞いたことがあるけど、何のことだろう?
この質問にお答えしていきます。
バイビット(Bybit)は、シンガポールを拠点とした、世界130か国以上で利用される人気の仮想通貨取引所です。
とはいっても、どんな特徴があるかもわからないし難しそうですよね。
そこで今回は、バイビットについて分かりやすく解説します!
この記事を読めば、バイビットの強みや今後の可能性についてわかります。
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バイビット(Bybit)とは?
バイビット(Bybit)は、2018年3月に設立されたシンガポールの仮想通貨取引所です。
運営会社は『Bybit Fintech Limited』。
世界130か国以上で利用され、ユーザー数は600万人を超えると言われています。
海外取引所でありながら、日本語に完全対応していることから、日本でも多大な人気を獲得する取引所です。
取り扱う仮想通貨の銘柄数は140以上とされます。
海外取引所の中では比較的少ない銘柄数ではありますが、これは世界的に人気のある銘柄を厳選して取り扱っているともいえるため、初心者でも比較的安心して利用することが出来ます。
また非常に強いサーバーを持っている点も、バイビットの特徴です。
利用者からは「バイビットのサーバーが落ちたら、他の取引所も全て動かない」と言われるほどに信頼を寄せられています。
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バイビットの特徴
バイビットの特徴は以下の3点があげられます。
- 最大100倍までのレバレッジ取引ができる
- セキュリティが強固
- 資産運用機能が充実
1つずつ、解説していきます。
最大100倍までのレバレッジ取引ができる
バイビットでは、最大100倍までのレバレッジで取引を行うことが出来ます。
レバレッジとは、証拠金を口座に預け入れて、それを担保にすることで何倍もの金額を取引出来る仕組みです。
つまり、資金10万円に対して、レバレッジを100倍で設定すれば、1000万円分の取引ができる様になります。
少ない資産でも大きなリターンが獲得できる可能性が得られます。もちろん、倍率は自由に設定が可能です。
国内取引所でのレバレッジ取引は”上限2倍”が一般的であり、大きな差があります。
レバレッジ取引は非常にハイリスクな投資で、利用する際には注意が必要です。
ただし、バイビットの場合、追証制度がない『ゼロカットシステム』を採用しており、借金を背負うリスクが無いので、比較的気軽にチャレンジすることが出来るでしょう。
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セキュリティが強固
バイビットは、世界的に見ても安全性の非常に高い取引所だと言われています。
その根拠は、マルチシグコールドウォレットと呼ばれる仕組みを取り入れている点にあります。
マルチシグとは、仮想通貨の売買、送金時に複数の秘密鍵を必要とするセキュリティです。そのため、たとえ秘密鍵が漏洩したとしても、不正利用される危険性を防ぐ事が出来ます。
さらにコールドウォレットで保管することでより安全性を担保します。
コールドウォレットは、仮想通貨のお財布の役割を果たす”ウォレット”をインターネットから完全に切り離して保存する仕組みです。
これまでのハッキングはオンライン上で資産管理をしていることが主な原因であった為、オフラインにすることでハッキングのリスクを大幅に削減することが出来ます。
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資産運用機能が充実
バイビットは、いくつかの資産運用機能が用意されています。
その内の1つは、Bybitステーキングです。カンタンに言えば「銀行に預金することで利子が得られる仕組み」と同じものです。
預ける仮想通貨の種類によって受け取れる利率が変動しますが、高利率の銘柄はレートが安定しない物が多く、結果的に損をする可能性も有る可能性も有ります。
ステーキングには「定期ステーキング」と「積立ステーキング」があり、それぞれで利率が変動します。
定期ステーキングは、一般的な定期預金と同様に一定期間は預け入れた資金を引き出すことが出来ません。その代わり比較的高めの利率が設定されています。
一方「積立ステーキング」は、普通預金に近いイメージの仕組みです。
いつでも払い戻しが出来るので、資金をホールドされるリスクは少ないですが、定期ステーキングより低めの利率設定となっています。
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バイビットとコインチェックの違い
海外取引所と国内取引所にどの様な違いがあるのか、『バイビット』と『コインチェック』を例に比較してみましょう。
まず第一に金融庁の許可の有無があげられます。
バイビットは日本の金融庁に登録されておりません。ゆえに日本人向けの営業が禁止されています。
そのため日本円の取扱いが無く、利用する際にはコインチェックの様な日本円の利用が可能な取引所から仮想通貨を送金する作業が必要になります。
ただし、金融庁の許可が無いとしても、日本人がバイビットを利用する場合において違法性は無いので安心して利用できます。
次に取り扱う仮想通貨の銘柄数に違いがあります。
2022年10月時点で、コインチェックが18銘柄に対して、バイビットは140銘柄以上の利用が可能です。
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バイビットの今後について
今話題のNFTやメタバースなどが、我々の生活により密接になり浸透することで仮想通貨の需要は増していく事が予想されます。
その点、すでに多くのユーザーを抱えており、世界的に人気の仮想通貨取引所であるバイビットの重要性は、需要に比例して増加していくでしょう。
DeFiやNFTゲームのプレイに必要なアルトコインは、日本の取引所で取り扱われていないことが多く、そういった場合、バイビットのような海外仮想通貨取引所の利用は必要不可欠になります。
加えて、高いセキュリティ機能、日本語完全対応、ステーキング機能などユーザーにメリットのある設計を多数取り揃えており、今後も利用者数は増加すると考えられます。
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まとめ バイビット(Bybit)について
今回は、海外の仮想通貨取引所 バイビット(Bybit) について解説しました。
バイビットは、仮想通貨ユーザーにとって重要な取引所の1つです。
仮想通貨の売買から、レバレッジ取引、ステーキングとあらゆる運用が可能なうえ、サーバーやセキュリティの強さにも定評があります。
日本では購入できない仮想通貨は多数ありますので、いろんな仮想通貨に投資してみたい方は、バイビットを利用してみてはいかがでしょうか?
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