『アバランチ(AVAX)って、どんな仮想通貨?』
『アバランチ(AVAX)の特徴や今後の見込みは? 』
こんな疑問を抱えている人も多いです。アバランチ(AVAX)は、2020年にリリースされた次世代のプラットフォームであり、 AVAXはアバランチネットワークで発行されるの仮想通貨です。
新しい仮想通貨ってなんだか怖いし、なかなか一歩踏み出せないですよね。
そこで今回は、アバランチ(AVAX)の特徴をわかりやすく説明します。
この記事を読めば、アバランチ(AVAX)の強みや、今後の可能性についてわかります。
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アバランチ(AVAX)とは?
アバランチ(AVAX)は、2020年9月にAva Labsにより立ち上げられたブロックチェーンプラットフォーム並びに、仮想通貨の名称です。
”ビットコイン”や”ブロックチェーン”の開発に携わったコンピューター科学者である「エミン・ガン・サイラー氏」が共同創設者であることから、多くの投資家の注目を集めています。
ブロックチェーンにおける大きな課題であった”スケーラビリティ問題”や”インターオペラビリティ問題”の解決を目的に開発されました。(詳しくは後述します。)
現在、もっとも主要な分散型アプリケーション開発基盤はイーサリアムとされていますが、圧倒的な処理速度と精度をほこるアバランチは、”イーサリアムキラー”とも呼ばれ、次世代プラットフォームとして期待されています。
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アバランチ(AVAX)の価格推移
アバランチ(AVAX)のチャートです。
2023年9月現在、直近の価格推移は上記の通りとなっています。
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アバランチ(AVAX)の特徴
アバランチ(AVAX)の大きな特徴は以下の3点が挙げられます。
- 高いトランザクション処理能力
- イーサリアムと互換性がある
- DeFiやNFTで活用されている
順番に解説していきます。
高いトランザクション処理能力
アバランチ(AVAX)最大の特徴は、高いトランザクション処理能力です。
ビットコインが1秒に7取引、イーサリアムが15取引のところ、アバランチは1秒間に4,500を超える取引を処理できます。
この処理速度は、クレジットカード”VISA”をも上回る速度と言われています。
アバランチの処理速度は、「アバランチコンテンサス」という独自の取引承認方法を採用することで実現されています。
従来の承認作業は、ブロックチェーンに参加する全ユーザーが正誤を判断していました。
しかし、アバランチは一部の参加者だけが、同時に複数の承認作業を可能にすることで、処理速度を格段に改善しています。
また、複数名で繰り返し取引の正誤性を検証しているので、承認の正確性も高く、十分に信頼できる仕組みとなっています。
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イーサリアムと互換性がある
ブロックチェーンの大きな課題の一つとしてあげられるのが、「インターオペラビリティ問題」。
わかりやすく言えば、異なるブロックチェーン同士に互換性がないという問題です。
仮想通貨のやり取りをするにしても、仮想通貨取引所を介してブリッジ(両替)をする必要があります。
その点、アバランチは設計当初から他ブロックチェーン、特にイーサリアムとの互換性を実現する様に開発されています。
つまり、不要な手間を省いて、通貨(トークン)の移動が可能になります。
加えて、イーサリアム上に開発されたアプリケーションはアバランチ上でも動かすことが出来るのです。この特徴は、DeFi(分散型金融)やNFTにも応用されます。
現在、ブロックチェーンとしてもっとも利用されているイーサリアムとの互換性は、アバランチにとって大きな強みと言えるでしょう。
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DeFiやNFTで活用されている
アバランチはイーサリアムとの互換性があることから、DeFiやNFTの分野でも活用されることが期待されます。
DeFiは、分散型金融とよばれ、従来の銀行や証券会社のような中央集権を必要としない、新しい金融システムの総称です。
取引内容がすべてブロックチェーン上に刻まれるため、透明性が高く、データの改ざんや不正を行うことができません。
一方、NFTとはNon-Fungible-Tokenの略称であり、非代替性トークンと呼ばれます。
デジタルデータに改ざん不可能な番号を持たせることで、コピーや不正を防ぎ、デジタルデータ自体に価値を持たせる技術です。
DeFiとNFT、どちらもイーサリアムを用いられているケースが多く、互換性を持つアバランチの利用ケースは、今後、増える可能性があります。
また、アバランチには専用のウォレットがあるので、誰でもNFTの発行ができます。
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アバランチ(AVAX)とイーサリアムとの違い
互換性を持ち、近い機能を持つアバランチとイーサリアム。この2つの最大の違いは、1度の取引でこなせるデータの処理の量にあります。
ブロックチェーンは、「スケーラビリティ問題」という課題を抱えています。
1度に処理できる取引量が決まっている為、取引の件数が増えることでデータ処理が追い付かなくなるという問題です。
取引処理が追い付かなくなることによって、処理の遅延が起こるだけでなく、手数料が高騰するケースもあります。
その点、イーサリアムが1秒間に15取引を処理するところ、アバランチは4,500もの取引をこなします。
他のブロックチェーンよりも迅速にトランザクション処理が出来ることにより、高騰する取引手数料(ガス代)をより低コストで運用ができるのです。
イーサリアムが1取引につき数千円かかるケースがある中、アバランチなら100円未満で利用が可能になります。
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アバランチ(AVAX)の今後について
高いトランザクション機能を持ち、イーサリアムを始めとしたブロックチェーンとの互換性をもつアバランチは今後、より広がりを見せる可能性を秘めています。
現在、DeFiやNFTなど多くの基軸として利用されるイーサリアムですが、需要が増える事によって相対的にアバランチの利用ケースも増えていくでしょう。
また、アバランチを採用する新サービスの開発も増加しており、今後リリースを予定し、注目を集める”SleeFi”も、アバランチの採用を発表しています。
通貨としても、アバランチは定期的にバーン(仮想通貨の流通量を意図的に減らすこと)を行っており、今後より価値を高める様に調整を取られています。
”イーサリアムキラー”と呼び声のあるアバランチの今後の可能性に注目です。
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まとめ アバランチ(AVAX)について
2020年にリリースされたアバランチは、大きな可能性を秘めています。
イーサリアムと互換性を持ちながら、独自の取引承認方法を採用することで、「スケーラビリティ問題」と「インターオペラビリティ問題」を解決しました。
ブロックチェーンを利用するユーザーにとっても、大きなメリットをもたらす設計となっています。
アバランチを基軸にした新サービス『SleeFi(スリーファイ)』も控えているので、これから目が離せません!
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